そこで今回からスローインについて4回に分けてやろうと思います。今記事はまとめとして目次を作っておきます。
2014年2月1日
2013年8月31日
【緊急告知】電子書籍発売第一弾!! 4-4-2 ゾーンディフェンス セオリー編【Amazon kindle store】
電子書籍販売開始記念、特設ページ!!
電子書籍を書きました!タイトルは「4-4-2 ゾーンディフェンス セオリー編」これまでに書き上げた4-4-2のセオリーを一旦ブログからまとめあげ、再構成し、さらに3編を新たに加筆しました。
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http://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2013/07/kdp-442-theory.html【緊急告知】電子書籍発売第一弾!! 4-4-2 ゾーンディフェンス セオリー編【Amazon kindle store】
2013年3月17日
ボディコンタクト まとめ

ボディコンタクトスキルをまとめて動画にしてみました。見てみてください。
詳しくはまた今度一つづつ取り上げてやります。以前は、敵からいかに離れてプレーできるかが重要で、そのために工夫をこらすことこそ上達につながると思っていました。最近は敵に接近することでプレーの可能性を広げることに興味が向いています。
敵と接触してしまえば、相手の動きを制御できるわけですからその分こちらが有利になります。しかし、逆も言えます。接触によって正しい動作が妨げられると。
ここでは自分に有利になるように接触することをコンタクトスキルと定義します。 一番簡単なのは自分が相手を押したら、相手が吹っ飛んでくれることですが、それはまぁまずありません。そこで大事になるのが作用反作用を体感することです。
http://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2013/03/physical-contact-movie.htmlボディコンタクト まとめ
2012年12月31日
【2012年】個人的に意義深いエントリのまとめ【総括】
今年も残すところ後少しです。今年はブログのコンテンツの充実のためにデスクトップPCを新調しました。お陰で動画や図の作成がはかどり、昨年と比べてより深く詳しいエントリを書くことができました。そこで、今回は今年書いたエントリの中から、個人的に重要だと思うものをランキング形式でまとめてみたいと思います。
http://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2012/12/2012-summary.html【2012年】個人的に意義深いエントリのまとめ【総括】
2012年7月22日
メッシの動画
先ほどメッシのドリブル動画で検索かけたらよいものが上がってたので、紹介します。
メッシの使う技は
メッシの使う技は
- ダブルタッチ インイン
- ダブルタッチ アウトイン
- マシューズフェイント
- マタドールターン
- 足の踏み変えによるリズム変化
- 2ステップ
- 骨盤パニック
- ボールの上半分を叩くボールタッチ(刈り込むボールタッチ)
- トータッチ加速
- スネや腿を使ったボールコントロール
- 並走を抜け出すボディコンタクト1 上半身を倒して相手の前に潜り込む
- 並走を抜け出すボディコンタクト2 当たって弾ける
http://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2012/07/blog-post_22.htmlメッシの動画
2011年12月3日
2歩1触の練習方法 まとめ1
何件かおなじような質問を頂いたので、ここでドリブルの基本である2歩1触の上達法についてまとめてみます。
トレーニングドリルのステップは
トレーニングドリルのステップは
- 足裏引き押し出し
- 足裏止め押し出し(ケンケン)
- 2歩1触 直線
- 2歩1触 旋回
- ダブルタッチ
- マシューズ
- 2ステップ(カットインと骨盤パニック)
http://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2011/12/blog-post.html2歩1触の練習方法 まとめ1
2011年9月15日
崩し論まとめ 三種の崩し
- スペースへ走り込む味方に合わせてパスを送る
- スペースを作り出し、スペースを使う別の選手に合わせてパスを送る
- ひとつ飛ばすパスでDFの意識のギャップを突く
では一つ一つの崩しを細かく見ていきましょう。
http://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2011/09/blog-post.html崩し論まとめ 三種の崩し
2011年8月7日
崩し論1 形、イメージ
理想の崩しとは前回の記事で書いた通り、曲線的な崩しです。曲線的な崩しを実現するには、2択を迫るということが基本になります。
そのためには
そのためには
- ボールホルダーは直近のDFに対して正対し
- サポート選手はトライアングルを作るように位置取りし
- 互いの距離を均等に保ち
- 周囲のDFからも均等な距離を保つ
- あるいはもう一人の味方と同一直線上に並ぶようにポジションを取る
http://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2011/08/blog-post_07.html崩し論1 形、イメージ
2011年6月2日
【企画】バルサの守備を解説してみよう
グアルディオラ体制に入ってからのバルサの強さの秘訣は守備にあると言う人がたくさんいます。僕もそう思います。じゃあどんなふうに守備をしているのかと言う点について今回は考えていきたいと思います。
バルセロナの守備の網は攻撃をしているときにすでに仕掛けられています。そしてボールロストした瞬間に複数人で囲んで奪ってしまいます。その守備のポイントを羅列してあげてみましょう。
■攻撃時の選手配置
バルセロナは自分たちが攻撃を熟知しているからこそ、相手には正対、間の確保、中央を使う攻撃をさせないことを第一に守備を組み立てています。
バルサの守備を詳しく見るにはピボーテの初動をみるのが一番良いんですが、資料がないのでその件についてはまた今度書きます。
関連記事→バルサの攻撃を解説してみよう
次→モウリーニョの前プレ 11/12スーペルコパ2nd leg
バルセロナの守備の網は攻撃をしているときにすでに仕掛けられています。そしてボールロストした瞬間に複数人で囲んで奪ってしまいます。その守備のポイントを羅列してあげてみましょう。
■攻撃時の選手配置
- 均等な距離
- 適度な奥行き
- 前後のバランス
- 運動量
- 後ろからのチェイス
- 前進
- チャレンジとカバー
- ワンサイドカット
- 扇状の選手配置
- 抜かれてもいいから素早く当たる
- 相手の攻撃を縦に細くする
- ボール中心のポジショニング
- 4-4のゾーンを敷く→参考「松田浩インタビュー」
- WGが守備参加する
- 中央から押し出していく
バルセロナは自分たちが攻撃を熟知しているからこそ、相手には正対、間の確保、中央を使う攻撃をさせないことを第一に守備を組み立てています。
バルサの守備を詳しく見るにはピボーテの初動をみるのが一番良いんですが、資料がないのでその件についてはまた今度書きます。
関連記事→バルサの攻撃を解説してみよう
次→モウリーニョの前プレ 11/12スーペルコパ2nd leg
http://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2011/06/blog-post_02.html【企画】バルサの守備を解説してみよう
2011年6月1日
【企画】バルセロナの攻撃を解説してみよう
クライフ、ライカールト、グアルディオラと経てドリームチーム第三期に突入している現在のFCバルセロナは今季CLを制し史上最強と騒がれています。
「なんでこんなに強いのか」の疑問に答えるために様々なことが言われています。カンテラ、戦術、メッシという個人、パスワーク、ハードワーク、背が高く足元の上手い守備陣、等々。
特にトラップの技術とポジショニングやパステクニックが高レベルにあるということが取りざたされています。バルサを理解する過程で、「これらのテクニックのレベルが高いから」と言って思考停止してしまうことが一番危険です。今回は更にもう一歩踏み込んで戦術的な観点からバルサの攻撃を解説したいと思います。
バルサの攻撃のポイントを大きな視点から徐々に小さな視点へ移すように羅列してみます
視野の確保 5W1H
特に表裏のインサイドキックとコンビネーションラン、重なったら一つ飛ばすという3つのコンセプトが重要です。これらが判らないと「バルサのパス回しはゆったりしているのになんで取られないんだろう」という疑問が消えることはありません。
細かい部分はおいおい書き足していこうと思いますが、これが現時点で僕が分かっているバルサの攻撃の肝です。
次→バルサの守備を解説してみよう
「なんでこんなに強いのか」の疑問に答えるために様々なことが言われています。カンテラ、戦術、メッシという個人、パスワーク、ハードワーク、背が高く足元の上手い守備陣、等々。
特にトラップの技術とポジショニングやパステクニックが高レベルにあるということが取りざたされています。バルサを理解する過程で、「これらのテクニックのレベルが高いから」と言って思考停止してしまうことが一番危険です。今回は更にもう一歩踏み込んで戦術的な観点からバルサの攻撃を解説したいと思います。
バルサの攻撃のポイントを大きな視点から徐々に小さな視点へ移すように羅列してみます
■ワイドにかつ均等に選手配置する
- ピッチを広く使う
- パスの距離を長くする
- 個人が使えるスペースを広くする
- パスコースを増やす
- ルーズボールを拾う
- アプローチの距離を最短にする
- カバーリングの距離を最短にする
■ボールを保持する
- 相手に攻撃時間を与えない
- 相手の攻撃機会を減らし心理的負担をかける
- 守備体力の温存
- 90分間で得点できるという心理的余裕
- 心拍をあげるのではなく頭の回転を上げる
- パスミスを減らす
- 数的優位を作る
- ロンドの連続性→
- 守備時の囲い込みから素早くつなぐ→「『現代サッカー』の敗北」サッカーショップ店長の徒然なる日記
■中央を使う
- 攻撃の可能性を広げる
- サイドを有効に使う
- 中央でタメてサイドへ、サイドチェンジ
■バイタルエリアを取り囲む
- ミドルシュート
- スルーパスのパターン化
- 10~15mのチップキック
- 20~30mのダイアゴナルパス
- 攻撃的守備
■マーカーの意識を剥がす=スペースを作る
- コンビネーションラン
- 重なったら一つ飛ばす
- ワンツーで寄せる
- 中間点レシーブ
■正対
■周囲を見る
視野の確保 5W1H
特に表裏のインサイドキックとコンビネーションラン、重なったら一つ飛ばすという3つのコンセプトが重要です。これらが判らないと「バルサのパス回しはゆったりしているのになんで取られないんだろう」という疑問が消えることはありません。
細かい部分はおいおい書き足していこうと思いますが、これが現時点で僕が分かっているバルサの攻撃の肝です。
次→バルサの守備を解説してみよう
http://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2011/06/blog-post.html【企画】バルセロナの攻撃を解説してみよう
2010年12月5日
優れたドリブルのスタイル 2歩1触の可能性
このブログでは再三にわたって2歩1触というドリブルのスタイルの優位性を説いてきました。その内容の一部は→の「メッシのドリブル 2歩1触」と目次の2タッチコントロールのシリーズで説明しています。
欧州で活躍する選手のほとんどがこの2歩1触でプレーしていることが、このスタイルの優位性を証明しています。ペドロやフレブなど一部の選手は両足でプレーするところを見ると、2歩1触のスタイルが最善の手段であるとは言い切れません。しかし、よく指導者が口にする「精度の高いファーストタッチコントロール」や「視野の広いパス」や「ゴールを意識したプレー」は、この2歩1触により可能になることがより多くの人に知られるべきだと思います。
■「2歩1触」とはどのようなプレーなのか
2歩1触とは言葉どおり、2歩で1回ボールタッチするプレーのことを指します。大抵の場合、利き足のみでボールを扱うことになります。左利きの選手の殆どがこのようなボールの持ち方をします。これは右利きの選手と比べると、使う脳の部位が異なることが原因だろうと思われます。
2歩1触のプレーは体の向きに対して常に同じ位置にボールを置くことを意味します。利き足の前方やや斜め外方向です。ボールの位置に体を合わせるのではなく、センチ単位でボールの位置を調整することを自動化させ、ボールを意のままに操ることを目標にする技術です。
2歩1触でプレーできる選手は、あたかもボールが足にくっついているような印象を与えます。ボールと共に移動するということが極めて自然に行えます。また、常にボールを押し進めてプレーを行うので、スペースの活用法を自然に学べます。
1 いつでもキックができる → いつでもパスで逃げたりキックフェイントを使える
2 いつでも方向転換ができる → 取られそうになったら体を入れられる
3 ボールがいつも同じところにあるので、ボールを見なくてもよい → 顔が上がる
4 いつも同じ体勢でキックが出来る→ボディバランスを崩さないので強いパスが蹴れる
サッカーで一番重要なのが状況判断です。2歩1触でプレー出来れば、ボールの確保と視野の確保が同時に行えます。これは高いレベルでプレーする上で極めて重要なことです。
2歩1触は観ること、ボールに触れること(コントロールやドリブル)、ボールを蹴ること(パスやシュート)の3つを同列に考えます。左記の3つは2歩1触の中では同じ現象として考えるのです。これが、選手に流れをもたらし、ボールを扱うことを、空気を吸うことくらいに自然に行うようにさせるのです。自然にプレーすることで相手を欺く多くのトッププレーヤーは、コントロールとドリブルとキックの境目がなく、流れる水のようになめらかな動きを披露してくれます。
・インサイドキック
・アウトサイドキック、トウキック、チップキック※1
・キックフェイント(アウト or イン)※2
・180°方向への切り返し(アウト 足の裏)※3
・アウトサイドで利き足側へ、インサイドで軸足側へ抜ける突破 参考動画→LearnFromMessi_0001.wmv
・マシューズフェイント 参考動画→Sir Stanley MATTHEWS dribbling compilation - christinayan (0:27からです。)
・ダブルタッチ(利き足イン→逆足イン 利き足アウト→利き足イン)※4
・利き足でのシザースフェイント※5
・足の踏み変えによるリズムの変化
・マタドールターン
・ゴールに向かったドリブルの仕掛け
・2ステップ
※1 ボールが常に足元にあるためほとんど予備動作(助走や軸足の踏み込み)のないキックが可能
※2 キックフェイントというよりキックキャンセルに近い。2歩1触ドリブルではボールタッチと同じ姿勢からキックをすることが可能。このため、DFにプレーの意図を読まれづらいという特徴がある。中盤においては、キックの動作を伴わなくても、視線だけ周りに配って少し大きな蹴り足の引き上げを伴いながら2歩1触のドリブルで突き進むだけで、相手DFがドリブルのコースを空けてくれることがある。
※3 アウトサイドでの切り返しはほとんど予備動作なしでできるが、足の裏でのストップは膝を少し高く上げるため読まれやすい。しかし、足の裏でのプレーはその後360°どの方向にもボールを動かせるのでとても意外性が高い。インサイドでの切り返しやクライフターンは体の向きを変更せねばならず動作が大きくなる。その上、進行方向を相手に教えてしまう。キックフェイクとしてなら有効。
※4 ダブルタッチは狭いところを抜いていくのに極めて有効。ただし、逆足イン→利き足インのダブルタッチは予備動作が大きくなり相手に読まれやすい。なので、利き足側に行きたい場合は利き足アウト→利き足インのダブルタッチを使うといい。
※5 常に利き足側にボールを置く2歩1触のスタイルでは、逆足での跨ぎ動作は現実味を帯びない。わざわざ仕掛けのタイミングを相手に教えるようなもの。両足でプレーする選手にはこの限りでないが。
以上が21世紀初頭までのサッカー史において、淘汰され洗練されてきた技術体系です。つまり、これらは速く考え速くプレーするために選手達に選ばれ続けたテクニックであるということです。それ以外のテクニック達はオプションに過ぎないというのが持論です。
■2タッチコントロール
2歩1触の考え方ではボールを常に自分の支配下に置くこと(利き足の前にコントロールすること)が最も重要になります。
パスを受けてからボールを支配(コントロール)するまでの時間が短ければ、その分余裕を持って顔を上げることができます。そのためにトラップの際はボールを注視します。続いて2タッチ目で完全にボールを支配下に置き、同時に顔を上げることで、トラップ時の2歩1触が完成されます。方法は右記を参考にしてください→「2タッチコントロールが有利なわけ」
上記のとおりに2タッチコントロールが実践されれば、おのずとファーストタッチの精度が上がりますし、同時に有効な視野の確保も可能になります。これによって視野の広いプレーのための条件が満たされるのです。
■仕掛けるプレー
2歩1触で目指すべきレベルは、どんな速度でプレーしていてもボールを支配することです。
アタッキングサードでは、ボールを常に利き足の前にコントロールすることで、常にシュート体勢をつくることが非常に重要になります。「いつでもシュートできるんだぞ」という姿勢をDFに見せつけることで、ゴール前の攻防を有利に運ぶことが可能になります。
この姿勢こそが「ゴールを意識したプレー」の条件になると思います。
2タッチコントロールからのミドルシュートあるいは2タッチ目でDFを外してシュートなどのプレーはトップレベルの試合で頻繁に見られます。
高速で敵に接近する仕掛けにおいても、2歩1触で行えば、ボールコントロールを失わないので、少しずらしてシュートコースを作ったり、相手の出方を見て逆を突いていくプレーが可能になります。抜いた後もボールを近くに置き、すぐにシュート体勢に持ち込めるので、かわすためだけのドリブルや相手を欺くためだけのプレーが減ります。
以上の説明のとおり、2歩1触は人体構造上ごく自然な動きで、一つの予備動作から多様な選択肢を得ることができ、戦局を有利にすすめるために必要な技術だと考えています。そしてファーストタッチの精度の向上、有効な視野の獲得、ゴールを意識したプレーの習慣づけも期待できます。
関連記事→2歩1触のための超基礎
次→明日から使える正対技 静止ver
欧州で活躍する選手のほとんどがこの2歩1触でプレーしていることが、このスタイルの優位性を証明しています。ペドロやフレブなど一部の選手は両足でプレーするところを見ると、2歩1触のスタイルが最善の手段であるとは言い切れません。しかし、よく指導者が口にする「精度の高いファーストタッチコントロール」や「視野の広いパス」や「ゴールを意識したプレー」は、この2歩1触により可能になることがより多くの人に知られるべきだと思います。
■「2歩1触」とはどのようなプレーなのか
2歩1触とは言葉どおり、2歩で1回ボールタッチするプレーのことを指します。大抵の場合、利き足のみでボールを扱うことになります。左利きの選手の殆どがこのようなボールの持ち方をします。これは右利きの選手と比べると、使う脳の部位が異なることが原因だろうと思われます。
2歩1触のプレーは体の向きに対して常に同じ位置にボールを置くことを意味します。利き足の前方やや斜め外方向です。ボールの位置に体を合わせるのではなく、センチ単位でボールの位置を調整することを自動化させ、ボールを意のままに操ることを目標にする技術です。
2歩1触でプレーできる選手は、あたかもボールが足にくっついているような印象を与えます。ボールと共に移動するということが極めて自然に行えます。また、常にボールを押し進めてプレーを行うので、スペースの活用法を自然に学べます。
■2歩1触のメリット
前に別の記事にも書きましたが、2歩1触のドリブルから得られるメリットは以下のことが挙げられます。1 いつでもキックができる → いつでもパスで逃げたりキックフェイントを使える
2 いつでも方向転換ができる → 取られそうになったら体を入れられる
3 ボールがいつも同じところにあるので、ボールを見なくてもよい → 顔が上がる
4 いつも同じ体勢でキックが出来る→ボディバランスを崩さないので強いパスが蹴れる
サッカーで一番重要なのが状況判断です。2歩1触でプレー出来れば、ボールの確保と視野の確保が同時に行えます。これは高いレベルでプレーする上で極めて重要なことです。
2歩1触は観ること、ボールに触れること(コントロールやドリブル)、ボールを蹴ること(パスやシュート)の3つを同列に考えます。左記の3つは2歩1触の中では同じ現象として考えるのです。これが、選手に流れをもたらし、ボールを扱うことを、空気を吸うことくらいに自然に行うようにさせるのです。自然にプレーすることで相手を欺く多くのトッププレーヤーは、コントロールとドリブルとキックの境目がなく、流れる水のようになめらかな動きを披露してくれます。
■2歩1触から発展可能なプレー
以下に2歩1触のボールタッチから可能なプレーをできるだけ具体的に書き出してみます。小さい予備動作でスムーズに移行できるプレーだけを羅列しました。・インサイドキック
・アウトサイドキック、トウキック、チップキック※1
・キックフェイント(アウト or イン)※2
・180°方向への切り返し(アウト 足の裏)※3
・アウトサイドで利き足側へ、インサイドで軸足側へ抜ける突破 参考動画→LearnFromMessi_0001.wmv
・マシューズフェイント 参考動画→Sir Stanley MATTHEWS dribbling compilation - christinayan (0:27からです。)
・ダブルタッチ(利き足イン→逆足イン 利き足アウト→利き足イン)※4
・利き足でのシザースフェイント※5
・足の踏み変えによるリズムの変化
・マタドールターン
・ゴールに向かったドリブルの仕掛け
・2ステップ
※1 ボールが常に足元にあるためほとんど予備動作(助走や軸足の踏み込み)のないキックが可能
※2 キックフェイントというよりキックキャンセルに近い。2歩1触ドリブルではボールタッチと同じ姿勢からキックをすることが可能。このため、DFにプレーの意図を読まれづらいという特徴がある。中盤においては、キックの動作を伴わなくても、視線だけ周りに配って少し大きな蹴り足の引き上げを伴いながら2歩1触のドリブルで突き進むだけで、相手DFがドリブルのコースを空けてくれることがある。
※3 アウトサイドでの切り返しはほとんど予備動作なしでできるが、足の裏でのストップは膝を少し高く上げるため読まれやすい。しかし、足の裏でのプレーはその後360°どの方向にもボールを動かせるのでとても意外性が高い。インサイドでの切り返しやクライフターンは体の向きを変更せねばならず動作が大きくなる。その上、進行方向を相手に教えてしまう。キックフェイクとしてなら有効。
※4 ダブルタッチは狭いところを抜いていくのに極めて有効。ただし、逆足イン→利き足インのダブルタッチは予備動作が大きくなり相手に読まれやすい。なので、利き足側に行きたい場合は利き足アウト→利き足インのダブルタッチを使うといい。
※5 常に利き足側にボールを置く2歩1触のスタイルでは、逆足での跨ぎ動作は現実味を帯びない。わざわざ仕掛けのタイミングを相手に教えるようなもの。両足でプレーする選手にはこの限りでないが。
以上が21世紀初頭までのサッカー史において、淘汰され洗練されてきた技術体系です。つまり、これらは速く考え速くプレーするために選手達に選ばれ続けたテクニックであるということです。それ以外のテクニック達はオプションに過ぎないというのが持論です。
2歩1触の考え方ではボールを常に自分の支配下に置くこと(利き足の前にコントロールすること)が最も重要になります。
パスを受けてからボールを支配(コントロール)するまでの時間が短ければ、その分余裕を持って顔を上げることができます。そのためにトラップの際はボールを注視します。続いて2タッチ目で完全にボールを支配下に置き、同時に顔を上げることで、トラップ時の2歩1触が完成されます。方法は右記を参考にしてください→「2タッチコントロールが有利なわけ」
上記のとおりに2タッチコントロールが実践されれば、おのずとファーストタッチの精度が上がりますし、同時に有効な視野の確保も可能になります。これによって視野の広いプレーのための条件が満たされるのです。
■仕掛けるプレー
2歩1触で目指すべきレベルは、どんな速度でプレーしていてもボールを支配することです。
アタッキングサードでは、ボールを常に利き足の前にコントロールすることで、常にシュート体勢をつくることが非常に重要になります。「いつでもシュートできるんだぞ」という姿勢をDFに見せつけることで、ゴール前の攻防を有利に運ぶことが可能になります。
この姿勢こそが「ゴールを意識したプレー」の条件になると思います。
2タッチコントロールからのミドルシュートあるいは2タッチ目でDFを外してシュートなどのプレーはトップレベルの試合で頻繁に見られます。
高速で敵に接近する仕掛けにおいても、2歩1触で行えば、ボールコントロールを失わないので、少しずらしてシュートコースを作ったり、相手の出方を見て逆を突いていくプレーが可能になります。抜いた後もボールを近くに置き、すぐにシュート体勢に持ち込めるので、かわすためだけのドリブルや相手を欺くためだけのプレーが減ります。
以上の説明のとおり、2歩1触は人体構造上ごく自然な動きで、一つの予備動作から多様な選択肢を得ることができ、戦局を有利にすすめるために必要な技術だと考えています。そしてファーストタッチの精度の向上、有効な視野の獲得、ゴールを意識したプレーの習慣づけも期待できます。
関連記事→2歩1触のための超基礎
http://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2010/12/blog-post.html優れたドリブルのスタイル 2歩1触の可能性
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