footballhack: シュート
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2013年11月7日

イスコのシュートパターン(スロー)



イスコのシュートパターンのGIFアニメーションを前回2つ作ったんですが、ページが重くなってしまったので分けます。スローバージョンはこちら↓


2013年11月6日

イスコのシュートへのトラップ

Isco


今シーズンからマラガからレアル・マドリーに移籍した、上がり目のイスコ。彼の動画を見ていて気づいたことがあったので記しておこうと思います。



彼のミドルシュートのパターンなんですけど、左から来たパスを右足で受けて右足で打つとき、かる~く右に転がすんですね。これはあのブスケツターンと同じ原理であるいは直近ではメッシのインサイド流しと同じ原理で、ボールの側面を軽く踏むことで回転を利用してボールを転がす技術です。ラームの右サイドでのプレーで縦パスを狙うときにも同じ技術が使われています。

2013年9月21日

メッシのインサイド流し

今日はこのプレーについてやります。自然な挙動から予測不可能なプレーへつなげるにはどうしたらよいか、それが今回のテーマです。



新しいアイディアというのは既存の組み合わせで出来ています。素晴らしいアイディアというのは継続性の中から偶発的に生まれます。突然変異を人為的に起こすことができないように、良いアイディアも主体性を持って生産することはできません。常に懐疑の目を持って変化を見落とさないことが肝心です。"違和感”が扉を開くのです。

ここではメッシのインサイドの持ち出しにフォーカスしてみましょう。

一見何の変哲もないメッシのゴラッソですが、特筆すべき技術が隠されています。それは、上のGIFアニメの2タッチ目です。

2013年9月14日

本田圭佑がミドルシュートを絶対にふかさない理由



ミドルシュートをネットに突き刺すように決めるとかなり気持ちいいですよね。でもなかなかそんなシュートは決まりません。ふかしたり横にそれたりDFに当たったりします。なかでも枠上にそれるシュートは味方からの批判の矢面に立たされます。

「枠だよ、枠!!ふかしたらノーチャンスなんだよ!!低く抑えないとリバウンドもないんだから」

ネット界でいわゆる『宇宙開発』と言われるシュートミスはリアルでやるとかなりヒンシュクモノです。そこで今回はミドルシュートをふかさずに蹴る方法を考えたいと思います。


2012年7月15日

FWの動き4 ゴール前の嗅覚とは【第二回】

前回はシュートのこぼれ球とクロスから得点を狙う動きをやりました。

では要旨をおさらい。

  ゴールへの嗅覚に優れたFWが見せる動き一覧

  1. 味方の放ったシュートに対してファーサイドに詰める
  2. クロスに対してマーカーの前に出て合わせる
  3. クロスに対してGKとDFの間に飛び出す
  4. クロスに対してファーストターゲットの影に飛び込む
  5. ロングフィードに対してキッカーとターゲットマンを結ぶ延長線上のスペースに飛び出す
  6. マーカーの視野を切ってパスを受ける
  7. オフサイドポジションに潜りその後オンサイドポジションを回復する
  8. CBとCBの間に入る
  9. 位相をずらして二次攻撃、三次攻撃の流れに侵入する
1〜4まで説明したところですね。

次はロングボールです

2012年7月14日

FWの動き3 ゴールへの嗅覚とは【第一回】

「点を獲れるFWは決まってゴールへの嗅覚に優れています。」とよく言われますがゴールへの嗅覚って一体何なんぞや?コーチに聞いても先輩に聞いても元プロや名の知れた監督に聞いても“ゴールへの嗅覚は感覚的なもの”とか“先天的なもの”という説明で終わりになることが多いと思います。

そんな説明じゃ納得行かない!って僕も常々思っていました。

そこで今回は微力ながらゴールへの嗅覚という言葉の全容に迫って行きたいと思います。始めに断っておくと、この記事でFWに求められる動きの全てを説明できるとは僕は到底思ってません。僕の経験に基づいてゴールチャンスが生まれるパターンを類型し、そこから導き出されるFWの動きを抽出して、「“ゴールへの嗅覚”が鋭い選手はこういう動きをする」と言い切ってみたいと思います。


  ゴールへの嗅覚に優れたFWが見せる動き一覧

では早速結論を
  1. 味方の放ったシュートに対してファーサイドに詰める
  2. クロスに対してマーカーの前に出て合わせる
  3. クロスに対してGKとDFの間に飛び出す
  4. クロスに対してファーストターゲットの影に飛び込む
  5. ロングフィードに対してキッカーとターゲットマンを結ぶ延長線上のスペースに飛び出す
  6. マーカーの視野を切ってパスを受ける
  7. オフサイドポジションに潜りその後オンサイドポジションを回復する
  8. CBとCBの間に入る
  9. 位相をずらして二次攻撃、三次攻撃の流れに侵入する
それでは上記の一つ一つのポイントを詳しく見ていきましょう

2011年7月14日

シュートのテクニック 助走でタイミングをずらす

前回はGKと1対1の場面でGKの準備姿勢を見越した上でシュートを打ち分けるテクニックを紹介しました。

今回はシュートへのアプローチにおける工夫でGKにシュートのタイミングを悟らせないテクニックを紹介します。

簡潔にまとめると、シュートのタイミングをずらすテクニックには主に3つあって
  1. スモールステップを使う
  2. キック直前にワンタッチ入れる
  3. 逆足のアウトサイドで蹴る
があります。ここでは主に1と2のテクニックを紹介したいと思います。
どういうものかというのは下の動画を御覧ください。↓




まずスモールステップですが、これはキック直前にステップを細かく踏むことでキックのタイミングをぼかすテクニックです。シュートの時に大股でアプローチすると、GKとしてはタイミングを合わせやすく、万全の体制でセービングを図ることが出来ます。スモールステップを使えば大股の時と比べてシュートタイミングをぼかすことが出来ます。

下の動画のディエゴ・ミリートが良いお手本になるので見てみてください。



キック直前にワンタッチ入れるテクニックは、スモールステップに比べて更にタイミングを図りづらくなります。技術的にもより難しくなりますが、タイミングを外すという点において、GKを騙すにはこれ以上のテクニックはないでしょう。

下のミリートのゴール集の中でも一番最後の09/10シーズンCL決勝vバイエルン戦の2点目は、このテクニックを上手に使った美しいゴールです。(4:06から)



バイエルンのGKはミリートがシュート直前にワンタッチ入れたために、ミリートがそのままドリブルすると思い込んで前進姿勢をとってしまいました。直後に ミリートがシュートを放ったため、GKは体を前に投げ出したままセービング体勢をとらざるを得なく、シュートへの反応が遅れて結果的に体を大きく見せることに失敗してしまいました。

ちなみに同じ試合の1点目のミリートのゴールにはスモールステップが使われています。 

2011年6月16日

【図解】シュートのセオリー

今回はシュートのセオリーについて書いてみます。特にGKとの1対1においてのセオリーを紹介したいと思います。

始めに、シュートとパスはどこが違うか考えてみましょう。同じキックでもシュートとパスは意味合いが全然違います。シュートは対象者に捕球されてはならないキックであることに対して、パスは対象者に捕球させなければならないキックであるということです。よく「シュートとはゴールへのパスだ」なんて言います。たしかにその通りなのですが、この言葉はGKの存在を無視しているようにも聞こえます。

GKは全力でシュートを止めにかかるわけですから、少なくともGKに当てないように蹴らなければゴールになりません。(強烈なシュートなら当たっても入りますが。)また、よく「シュートを打つときは隅を狙え」と言います。これもたしかにその通りなのですが、GKにシュートコースを予測されてしまったり、シュートが枠外へ反れて行ってしまってはゴールを奪うことは出来ません。では、理想的なシュートを言葉にするとどうなるか。それは「GKの体に近いところギリギリを通過するようなシュート」だと思います。GKは概ねゴールの真ん中に立っていますから、体のすれすれを抜けばボールが枠外に飛んでいく心配はありません。まぁ極論言うと入ればなんでもいいってことです笑。


ここまでは頭の中の話でした。実際にはシュートはGKとの駆け引きであり、それ故導きだされるパターンがあります。

特にGKとの1対1においては GKの準備姿勢を2パターンに分類することで、その後のセービング姿勢を予測し、左右あるいは上下にシュートを打ち分けることが出来ます。

左のように基本的にはGKとの1対1では、左、右、上、下の4つのシュートコースが存在します。



■GKが前進している場合

GKが飛び出してくる場合、GKの足は縦に開いているように見えます。そしてシューターのキックの瞬間、GKは横に開脚し上半身を立てて飛び込んできます。なぜなら、この時GKは最大のピンチを迎えるわけで、シューターに圧力をかけるため、またシュートコースを最小限に狭めるために、体を大きく見せようとするからです。

ですから左の図のように股の下が大きく開くわけです。

時にはGKは体を倒して投げ出して、スライディングのような格好でシューターに迫るので、その時はチップキックで上を狙うのもよいでしょう。



■GKが静止している場合

GKが足を横に広げて接地しシューターを待ち構えているときは、シューターがキックする瞬間に必ず左右どちらかに体を倒してセービングを図ります

足を横に広げて接地という姿勢は最高の準備姿勢です。GKとしては体勢十分で判断の余裕もある、そんなときはシュートフェイクをかけて左右に打ち分けるのが良いでしょう。

例えばシューターから向かって右に打つ姿勢をとって、GKを右に倒してから左方向へ、丁度GKの足の上を狙って少し浮かして蹴ればうまくいくはずです。

十分にスピードのあるシュートなら脇の下も通過します。



■GKが見えたら

スルーパスなどで裏に抜けてGKと1対1のシーンを迎えたら、まずはGKの位置と姿勢を確認しましょう。

足を縦に開いていたら、その後開脚して倒れる確率が高いので、股下かループシュートを狙います

クロスのトレンド3でもみたように、今見えた相手の体のあるところが未来のシュートコースなのです。コンマ5秒後の世界を想像することが鍵です。怖がらずに確信を持って蹴りこめばきっと入ります笑。

足を横に開き準備姿勢を整えていたら、表裏のインサイドキックを使って左右に打ち分けるといいでしょう。参考→蹴球計画「ゴールを決める技術


シューターに余裕があったらドリブルでかわすという選択肢もあります。






今回はGKとの1対1を取り上げました。ではミドルレンジ、ロングレンジはどうなるかというと、幸谷秀巳さんが言うように、ゴールポストを狙って思いっきり蹴る練習を繰り返せば良いと思います。

最後に以下の動画でGKの準備姿勢とシュートコースの関連性を確認して下さい。


次→シュートのテクニック 助走でタイミングをずらす

2010年9月27日

考えて走る8 日本人FWが好きなプルアウェイ

前回はFWは↓の緑のゾーンにどうやって侵入したらよいか考えました。今回はこのゾーンを拡大してカウンターアタックについて考えます。


中央2対2という非常にシンプルなシーンについて考えます。試合中に遭遇したら確実にシュートまで持って行きたいシーンです。↓


良いカウンターアタックの条件とはなんでしょうか。簡単に整理すると、まずはスピードを落とさずにスムーズにシュートにつなげることです。そのために、ダイレクトプレー的な判断で相手DFに後手を踏ませるようにします。

そこでボール保持者に必要になることは、前進するドリブルです。後ろから追いかけてくる他のDFに追いつかれないようにしなければなりません。これはドリブル方法論で触れました。

サポートする選手に必要なのは、ボール保持者を助ける動きと裏を狙う動きです。

この辺に気をつけてカウンターアタックを見ていきたいと思います。ここでは特にサポートする選手の動き方に注目して考えていきます。

とその前に前回のFWのゴール前での動き方の説明で使用した図をもう一度見てみます。



このゾーンの中を通って、ゴールに向かって走っていけばシュートが決まるという話でした。そこでこのゾーンを縦に拡大します。↓


ペナの端とハーフラインの間まで奥行きを拡大しました。(青いゾーン)なぜこうしたかというと、

カウンターアタックではこのゾーンからはみ出ないように走ることが大事になるからです。

このゴールエリアの幅から外に出てしまうとゴールのチャンスは遠のきます。

では順を追って考えていきます。まず理想的なカウンターの形から。↓


決定的なゾーンへ直線的なランニングで侵入しています。こんなプレーをさせてくれるDFはプロではまずお目にかからないでしょう。というくらいザルDFですね。

普通は中へのパスと中へのランニングは警戒されます。よって↓のようにプルアウェイでボールを引き出すことがよいとされています。


日本人が好きなプルアウェイ(膨らむ動き・ウェーブの動きなどとも言われる)です。この動きはボール保持者を助けますし、自分もマーカーから離れることができます。そしてパスが来れば相手DFとゴールに近い位置で1対1ができます。1対1で勝負できる選手なら有利な動き方です。

しかし、そうでない場合、DFとしてはしめたものだと思うはずです。FWがゴールから離れてくれました。しかもこの状況なら時間をかけて守れそうです。

このようにプルアウェイで青ゾーンから出てしまうとゴール到達まで時間がかかってしまいます。

さらに日本人が好きなプレーはプルアウェイを重ねる動きです。↓


駆け引きの中で何度もプルアウェイを繰り返し、マーカーから離れボールを受けようとします。結果、危険なエリア(青いゾーン)からどんどん離れていってしまいます。パスを受けたときにはウィングのポジションくらいまで開いてしまうことも度々あります。

ではどういう動きがより効果的かというと、↓の図のように、青のゾーンの中でプルアウェイと前へのランニングを繰り返す動きです。下の図はイメージです。


このように青のゾーンからはみ出さないように、しかも攻撃のスピードを落とさないようにランニングしながら出し手とタイミングを図ることが大事になります。実際的には↓のようになります。


A:ボール保持者が前を向いて仕掛けのドリブルを開始したら、彼の前方のスペースを開けるようにプルアウェイで自分のマーカーを引きつけます。そして青色のパスを受けられるように準備します。

B:ここまでパスが来ない場合、ボール保持者はまだ余裕があるが選択に困っている、あるいは自力でのドリブル突破を狙っていると考えられます。外に開きすぎたと感じたら、今度は内側へのランニングに切り替え、緑色のパスを狙って動き出します。ボール保持者には左側へドリブルの進路をとるように促します。

C:まだパスが来ない場合、ボール保持者は縦パスを断念し、適切なパスコースを探すことになるでしょう。このときもう一度プルアウェイで膨らんであげるとパスを受けられるかもしれません。プルアウェイを繰り返して外へどんどん広がってしまうケースに比べ、このほうがゴールに近い位置でより中央にポジションを取ることが出来ます。

↓のような感じです。


DFの心理としてボールサイドに注意が集まる傾向があります。上の図の左側のDFは自分がマークすべき選手が内側へ絞る動きを見せると積極的に付いて行こうとします。なぜならそうすることでボールサイドのカバーリングもできるからです。カバーリングとマーキングを同時に行えるので、中に絞る動きに関しては自然と行なわれます

反対にFWが外へ膨らむ動きに関しては付いてけないことが多いです。なぜなら、その瞬間DFは内へのカバーリングと外へのマーキングの判断に悩まされるからです。選手にとってボールが一番大事であることは周知の事実ですから、この時DFはボールサイドのカバーリングを優先してしまう意識が働くのです。

このようにプルアウェイを使用する際は自分がピッチ上のどこにいるかを把握する必要があります。中と外へのランニングを切り替えることでマーカーと駆け引きをし、それと同時にパスの出し手とのタイミングを図ることができるのです。

以上説明したゴールエリアの幅からはみ出さない動きを実践すると、パスの出し手と受け手の呼吸がぴったり合わない限り突破は図れません。プルアウェイを繰り返して外にどんどん膨らむ動きに比べると、プレーの難易度は非常に高くなります

カウンターの場面ではより積極的にゴールを狙うことが求められますし、そこで時間をかけるようではカウンターアタックは成功しません。難易度が高いがゴールに近いプレーを選択するか、より確実だがゴールからは遠のいてしまうプレーを選択するかは、カウンターアタックに遭遇した選手の判断です。

参考 England v Bulgaria 親善試合 20100903
↑のリンクをクリックでイングランドのカウンターアタック(2:05)を見れます。この時ENGのFWのデフォー選手の動きが秀逸ですので御覧ください。

次は考えて走る9 オーバーラップ


考えて走る7 ゴール前のFWの動き方

今回はFWの動きについて考えていきます。最新記事は右の「FWの動き方2 差金の動き」を見てください。

とその前によく聞く話ですが、全ゴールの??%(かなり高い割合)は↓の図の緑色のゾーンで示したエリアから放たれるシュートから生まれるそうです。


緑のゾーンの幅はゴールエリアの幅で、奥行きはエンドラインからPKスポットの間ですね。このゾーンに上手く進入することが出来ればゴールを決める確率が高くなるということです。そこで、このゾーンに侵入する動きを図にしました↓