footballhack

2014年4月26日

ブログ移転のお知らせ

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新ブログの外観、まだまだ未完成ですが


footballhackは終了しました。今後は引き続きfootballhack.jpにて閲覧お願いします。

ーーーfootballhack.jp | サッカー選手のための技術戦術分析ーーー 


footballhack終了のエントリでこれまでを振り返ってみたところ、なかなか感極まるものがありまして、再読してはこみ上げてくるものを抑えこむ始末でした。しかも皆様から温かいコメントを沢山頂戴し、本当に感謝感激で泣いてしまいました。

正直なところ、PV数は上がっていってもRTや被リンクなどは少なく反応が薄いなというのが実感で、ここまで大きな反応がかえってくるとは思いもよりませんでした。だから、自分のブログが本当に人様の役に立っていることを知って安心するとともに感動しました。

それもこれも今回は僕のイタズラ心が発端でした。一区切りつけようと思って若干フックを大きめに掛けてエントリを投稿した所、無用な心配までさせてしまい大変心苦しくなりました。申し訳ないです。これからは新しいブログで頑張っていこうと思います。



2014年4月22日

さよならblogspot



みなさん、悲しいことにfootballhackは今日を持ちまして終了します。そこで今日はこれまでのあゆみを振り返ってみることにします。

2010.6. ワールドカップ南アフリカ大会が開催され、スペインが悲願の優勝を果たしました。このとき僕は沖縄にいました。まったくサッカー関係ない友達とスローライフ目指してのらりくらり暮らしてました。

しかし、そこで目にしたのは目をみはるほど完成されたパスサッカーでのスペインの優勝。これは異次元のレベルだ、僕が目を離している隙になにかサッカー界には革命が起こったに違いない。そう感じまして、帰宅してからワールドカップを見直しまくって、スペインサッカーに隠された秘密を探ることにしました。

また、以前から考えていたサッカー観をウェブ上に放出し共有する作業も平行して行っていきました。それが2歩1触を中心とするドリブルのテクニックと、つなぎ論と称したパスワークの戦術です。

この2つは高校時代に学んだことでサッカーを競技として続けていくには必須事項だと思います。知らなければ高校部活ではレギュラーは無理というレベルです。

2010.10. 蹴球計画に出会います。根底からサッカー観が覆りました。それぐらいの衝撃で夜を徹して読み漁った記憶があります。そして個人フットサルで試す日々。まずインサイドキックからやり直しました。裏のインサイドをマスターするのに半年ほどかかりました(うち2ヶ月は内転筋の肉離れのため療養、笑)。

この個人フットサルにはたまにめちゃくちゃうまい人が来て、彼にパスの空間操作法をいろいろ学びました。特にスキップパスの重要性は彼に学びましたね。

で、時代はモウ×ペップの三年戦争に突入していて、この頃のクラシコにかける意気込みは今では考えられないくらいでした。特にバルサが5-0でマドリーを蹂躙した試合では、バルサの選手のポジショニングの妙がひかりました。あれこそ現代サッカーのゾーンディフェンスが理論上崩壊した日です。

2011はドリブルの身体操作2ステップについて考えながら、徐々にテーマを広げていった年でした。他に特に何もありませんでした。

年明けて2012年、バイト代でiMacを買いまして、動画編集がサクサクなりました。その成果がこれ→クロスのセオリー、新セオリーなかなかいい出来ではないでしょうか。

また、一年間勉強してきた将棋の手筋を使ってサッカーのパスの空間操作をアニメーションで説明したりしてみました。
この年は社会人サッカーチームの中心選手が相次いで抜けるという非常事態で残留が危ぶまれる中、4−4−2の堅守速攻ゾーンディフェンスでなんとかやり抜けた年でもありました。

2013は社会人サッカーチームのエースに手押しを教えてもらった年です。なかなかサッカーのボディコンタクトをスキルとして体系的にまとめた本や記事ってないもんでしたから、これはかなりの偉業と考えていいのではないでしょうか。他にもトラップや浮き球の処理のコツなんかもまとめられて、ブログとしてワンランク上がった感じの年でしたね。

そうやって今年はブラジルでワールドカップを迎えるわけですが、僕たちは2010年のあの頃と比べてどれくらい成長したでしょうか?って、成長するのは選手だろというツッコミが聞こえそうですが、僕が大事に思っているのはサッカーに関わる一人ひとりの戦術眼の向上が日本サッカーの強化につながるということです。つまり、あなたがより深くサッカーを理解すれば、あなたのまわりもより正当な評価を選手に与えますし、子どもたちにもいい影響を与えます。それが巡り巡って代表選手の力となるのです。日本代表選手達は私達の代表として戦うのです。私達がレベルアップしなければサムライブルーは強くなりません。それを肝に銘じてもう一度サッカーを見なおしてみてください。このブログはこれで終了ですが、4年間の成長が日本サッカーに見られることを願って、みなさん、ワールドカップを楽しみに、日本代表を応援しましょう。ではまた〜〜

2014年3月23日

スローインの戦術

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スローインを正しく投げて、正しく受けられるようになってはじめて、スローインの戦術を考えるステージに行き着きます。

スローインの戦術はそんなに多くなく、3〜4種類しかありません。しかもほとんど他のサイトで紹介されているので、ここではスローインの戦術を紹介しているサイトを紹介する、キュレーション行為に留めたいと思います。

常にパスの基本は出し手と受け手の呼吸を揃えることから始まります。スローインについては出し手がボールを拾ってタッチラインに並んで投げる構えをするまでが準備動作、投げてその後に動き直すことまでが一連のプレーです。この中で動きの制限を受けない受け手と息を合わせる必要があります。というより受け手が出し手を思いやって動きを合わせなければいけません。


2014年3月2日

スローインの受け方

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サッカーのセットプレーの中で最も頭を悩ませるのがスローインです。手で投げるんだから簡単だろうという論法はまったく通用せず、コーナーやFKと比べて軽視されがちで、しかも頻度も高く得失点に絡みやすいです。特に受け方がなっていないとトランジションを発生させてしまい無駄走りが多くなってしまいます。

そこで今回はスローインの受け方について基本の考え方を共有することにしましょう。

お品書き
  • 投げ方で誘導する
  • インサイド
  • 足裏
  • 腹トラ
  • NG
  • すねコン
  • 懐を使う
  • 受け手の神通力

ドリブルのキープ力を上げる方法

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サッカーのドリブルやキープの時に、手を使う重要性を指摘したのはだいぶ前のことですが、いまだ、日本サッカー界に受け入れられた印象がありません。ですから、ここに動画を作成しました。非常に価値の高い動画です。よくみて真似してみてください。

2014年2月28日

サーニャの懐

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タッチライン際でプレーする選手の特徴的な懐の使い方を紹介します。今回はアーセナルのサーニャ。

エジルからパスを受けて、浮き球処理に若干もたつきます。その間に左後ろから敵が迫ってきています。

2014年2月27日

イニエスタの懐 失敗編


ややトゥーレという尋常じゃないフットボーラーに同調されればいくらイニエスタでもボールロストくらいするでしょ。

イニエスタの懐3  失敗編


初めのタイミングで縦に持ち出せばなんともなかったけど、一個タメたことでヤヤと同調してしまいました。