footballhack: トランジション
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2013年11月8日

ドルトムントの練習を分析する





前回の図を使ってドルトムントを分析しなおしてみましょう

トランジション理論1 001

やってみたら失敗しました。どうあがいてもこのモデルじゃ理解できない!!いや矛盾が出てくる!!!

そこでドルトムントの練習方法を見なおしてみました。

2013年11月7日

トランジション理論の着想について

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サッカーの攻守の切り替えはコインのように表裏一体であると言われます。攻めながら守りを考え、守りながら攻めを考える。よりよいサッカーは攻守が表裏一体であると言われますね。僕が今熱視線をおくるドルトムントのサッカーも攻守が一体になっています。あぁドルトムントを理解したい!!それがこのシリーズのモチベーションです。

じゃあよいサッカーをするために攻守両面を同時に考えながらサッカーをしましょう!といったところで、一体どうすればよいのでしょうか?これは「俯瞰的にピッチを見ろ」という指導と同じで正しいんですが具体的ではない手法です。コインの表と裏を同時に見ることはできませんね。わからない人にわからせたいときには全く役に立たない言葉があるんです。

コインの表裏ではアバウトすぎる、じゃあ半分ずつに分けましょうよっていって出てきたのが、攻守の切り替え・4つのステージです。(この考え方の前にはボールを巡る3つの状況という考え方もありました。)

2013年11月5日

トランジション理論(3)

トランジション理論 001


前回は現代サッカーのトランジション理論を理解するための風水図を入手しましたね。今回はその図の意味を説明していきましょう。

まず下にトランジション風水図を確認。

2013年11月4日

トランジション理論(2)

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前回の結論は、

局面をセグメント化して認識できなければ切り替えの質は向上しない

ということでした。

局面と局面を分けて考えている限り、その隙間にサボる時間が生まれてしまうのです。だから結論としては、該当する2つの局面をセットにして覚えるセッションを組むことが必要になります。課題となるトランジション局面を取り出して、そこだけをトレーニングできるようにセッションを調整するのです。

例えば、ボールを奪ってからカウンターという練習があるとします。この時、ボール奪取するときのピッチ上のエリアはどこか、陣形はどうなっているか、プレーの速度はどうなっているか、という点を明らかにし、さらに攻撃のパターンも決めます。サイド攻撃をするのか中央をスルーパスで狙うのか、ドリブルで仕掛けるのか等。これらが決定して初めてトレーニングを実際の試合に近づけることができます。

そう言われても、何を基準にトランジション局面を設定すればよいかわからないと思うので、図を用意しました。というのも、試合では必ずしも起きてほしいことだけが起きるわけではないからです。上の例で言うとサイドに追い込んで奪ってからカウンターを仕掛けるトレーニングをしたとします。しかし、実際の試合でサイドでの守備がうまく行かなければトレーニング自体が無意味になってしまいます。ここではサッカーの試合をより正しく分析するための手段として、攻撃と守備をスピードで2分して作図してみました。これでより客観的に試合を分析できるようになると思います。

2013年11月3日

バスケットに学ぶ攻から守へのトランジション

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4−4−2の完成その次にはどんなステージがあるのでしょう。一つの課題としてはトランジションが挙げられます。ここではサッカーより戦術的に20年先を行っているといわれるバスケットボールのトランジションセオリーからトランジション・ディフェンス(攻撃から守備への切り替え)を理解してみましょう。

バスケットは1チーム5人でポジションも背の高さで決まっているので、サッカーよりポジション毎のプレーパターンを決めやすいという傾向があります。セットプレーだけではなく流れの中でも練習したことが試合で出来るというイメージでしょうか。また、切り替えの発生もシュート後だけにほとんど限定できます。ですから、サッカーよりトランジションのルールをチーム戦術として浸透させやすいという側面があります。だからバスケットのほうがこの方面の戦術的用語や蓄積が多いのです。大いに参考にしましょう。

ここで参考にするのはこちら→ Basketball Coaching Home Page - Transition Defenseについて考える

2013年10月19日

トランジション理論(1)

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現代サッカーでは攻守の切り替えを制するものが試合を制すると言われています。サボる時間がどんどん減っていき、走力的にも戦術的にも選手への要求が高まっています。FWはカウンターを未然に防ぐために守備へといち早く切り替え、DFはカウンターを決めるために長い距離を走り相手ゴール前へ雪崩れ込みます。こんな風景が常時見られるようになったのは2000年代に入ってからです。

(ちなみにいうと今回の話は選手としてはあまり考えなくてもいいところで、指導者向けのものだと思ってください。選手はあんまり小難しいことは知らないほうが上手くなれる、そんな気がします。)

昨今ではドルトムントやバイエルン・ミュンヘンに代表されるようにトランジションサッカーを標ぼうするチームが欧州の覇権を握っています。その源は攻守の切り替えの移行部、トランジションを支配する試合戦略です。

そういった背景もあって日本でもトランジションの重要性が繰り返し指摘されています。しかし、そのほとんどが闇雲に「攻守の切り替え」を叫ぶだけです。攻守の切り替えを高めることは気合や体力の向上によって成し遂げられる、というような印象さえ受けます。しかしそれでは一昔前の根性論となんら変わりはありません。

なぜ攻守の切り替えが遅くなってしまうのか、その点を明らかにしなければ、トランジションの質を高めることはできないのではないでしょうか?

そこで僕は日頃の草サッカー経験からひとつの仮説を立てました。