風間八宏氏が言う「受け手の外す動き」とは何か。今回はその外す動きの解説と補足を試みます。というより、2点ほど僕の見解との違いがあったので、それをメインに書きます。
(このシリーズは読了したサッカー関連書籍から気になる本をピックアップし、ポイントの説明、オススメ度などを書いていくシリーズです。)
目録
- 外す動きとは
- チェックの動き
- アバウトさ
- バルサ哲学の基幹についての相違
1 外す動きとは
「外す」動きとはパスの受け手となりうる選手達が、マーカーの重心の逆を取ってフリーになる動きだそうです。
詳しく述べると、守備者というのはボールの行方を見極めて、常にポジション修正をしようとします。(注
栃木SC 松田浩のインタビューにてゾーンディフェンスの考え方が説明されています。)そこで、ボール周辺の状況が変わる度に守備者には移動のベクトルが発生するのです。ここで言うベクトルとは実際に移動した距離や方向を指すのではなく、移動しようとする意識そのものを指します。つまり、守備意識のベクトルということです。
例えば、一枚DFが抜かれた瞬間、後方の選手の守備意識はオレンジの矢印の方向に向き、その方向へ移動しようとします。
パスの受け手は、その移動ベクトルを瞬時に感じ取って、そのベクトルと逆の方向へほんの少しでも移動できれば、フリーになれるという算段です。
http://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2011/10/blog-post_24.htmlサッカー関連書籍1 風間八宏の「1対21」のサッカー原論