1 メッシはほとんど利き足の左足でしかボールに触れない
これについてさらに細かく述べると、メッシはトップスピード時以外は
2歩で1回ボールに触れます。
これがメッシのドリブルの肝です。左足のアウトサイドともインステップともつかない場所で、推測するに靴紐を通す穴のラインの外側あたりでボールをなでるようにして、自分の思い通りのところにコントロールしています。体から離れすぎず、近すぎず。
このドリブルの特徴は、
1 いつでもキックができる → いつでもパスで逃げたりキックフェイントを使える
2 いつでも方向転換ができる → 取られそうになったら体を入れられる
3 ボールがいつも同じところにあるので、ボールを見なくてもよい → 顔が上がる
4 いつも同じ体勢でキックが出来る → ボディバランスを崩さないので強いパスが蹴れる
といった点です。
別の記事に2歩1触のドリブルの練習方法を載せました。↓
2歩1触のドリブルのための基礎練
こういったドリブルは多くのクラック(ゲームメーカーの役割を担うテクニシャン)やサイドアタッカーが使いますし、Jリーグでも見られます。
でもなんでメッシだけがあれほどのドリブル突破を成功させているのか。これはもちろんメッシの身体能力、つまりスピードという要因を欠くことはできません。しかし、スピードだけが理由ではないと思います。ではほかの要因は何かというと、それは低い身長と優れたステップワークです。
とここでステップワークの話に移る前に、メッシのドリブルをする方向について書きたいと思います。
次は→メッシのドリブル ドリブルの方向
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