footballhack: 2歩1触の練習法 まとめ2

2011年12月17日

2歩1触の練習法 まとめ2

ここまで、2歩1触の導入から直線ドリブルの高速化をみてきました。詳しくは前回前々回の記事にまとめてありますのでご参照を。ここからは、2歩1触をより実践的に活かすための動き、すなわち旋回とターンを学んでいきます。

では再度、練習ステップを確認してみましょう。
  1. 足裏引き押し出し
  2. 足裏止め押し出し(ケンケン)
  3. 2歩1触 直線
  4. 2歩1触 旋回
  5. ダブルタッチ
  6. マシューズ
  7. 2ステップ(カットインと骨盤パニック)
3の直線に関して、全速力~8割でのドリブルは非常に高度なためスキップします。低速(全速力の5割以下)および中速(6割~7割)での2歩1触を安定して出来るようになったら、次のステップに進みましょう。



  4 2歩1触 旋回

直線をマスターしたら次は旋回です。旋回とは円を描く動きです。円をなぞるように2歩1触のドリブルの練習をしてみましょう。


まずは大きな円から始めます。円といえばセンターサークルということで、センターサークルを利用して練習するのもよいでしょう。アウトサイド、インサイド両方やります。

逆足は特に練習しなくても良いと思います。気が向いたらやってください。

上達してきたら円の半径を徐々に小さくします。より小さい旋回ほど、体を内側へ倒さなければならず、ボールタッチと重心コントロールのバランスを保つことが難しくなります。

ここでのポイントは直線ドリブルと同じように蹴り足にスムーズに重心を移すことです。軸足に重心が残るようではスピードアップができないからです。

体を円の中心に向かって15°くらい傾けたまま旋回できるようになれば合格です。上級者は30°くらいを目指しましょう。

普通の円に慣れたり飽きたりしたら、次は楕円を描いてみましょう。楕円も始めは焦点距離の近いものから徐々に長いものへ移行していきます。つまり旋回の角度をより鋭角にしていきます。最終的にはほぼ180°のターンになりますが、このときアウトサイドのターンを徹底して練習してください。理由は「優れたドリブルのスタイル 2歩1触の可能性」に書いてあることに加え、アウトサイドのターンは利き足の近くにボールを置けるので、使用頻度が高くなるからです。

次にコーンなど目印を使って直線と旋回を混ぜて行います。一人でやるなら画像左下、チームメイトと競争するなら画像右下のように組むのが良いでしょう。

旋回の2歩1触の戦術的意味については「マタドールターン」 という記事に書いたので見てみてください。



  5 ダブルタッチ

次はより実践的にDFをかわす動作を練習します。

 ダブルタッチとはボールを真横に動かした後、直角に切り返し縦へ運ぶ技術です。詳しくは動画検索などしてみてもらえれば分かります。

始めは、直角に切り返すのが難しいと思うので、角度を浅くして挑戦してみましょう。(画像の左を参照)

利き足とは逆側に抜く場合は両足のインサイドを使って行います。これは非常に容易ですのですぐ出来ると思います。

問題は利き足側に抜く場合です。最初のタッチを利き足アウト、次のタッチを利き足インサイドにするんですが、これが非常に難しいです。特に最初のタッチの後、軸足を飛ばして横の幅を確保することが並大抵には出来ません。 要練習です。

練習方法としてはコーンを使ったジグザグドリブルをするしかなさそうです。あまり好きではないんですが、こればかりはしょうがないですね。ジグザグをする場合は、始めはコーンの間隔を短くしてゆっくり細かく行います。徐々に間隔を広くしてスピードを上げていくとよいでしょう。最終的には3~5m間隔を広げてほぼトップスピードですり抜けられるようになれば良いです。まぁ難しいんですが。

動作自体をスムーズに出来るようになったら次は対人で試します。1対1で正対した状態で相手が足を出した側と同サイドにダブルタッチで抜くようにします。詳しくは別の記事にまとめますので、しばしお待ちを。

アウトインのダブルタッチはトップレベルのドリブラーのほとんどが常用する技で、ドリブル技術の中でも極めて重要度が高いです。



  6 マシューズフェイント

マシューズフェイントは、数あるフェイントの中でも2歩1触から繰り出せるという意味で、一番自然にかつ効果的に使うことができるフェイントです。

詳しくはメッシの身体操作シリーズにまとめてあるのでそちらをご覧ください。

練習法としては、というかマシューズフェイント自体、2歩1触を極めていくと自然に体から出てくるものなので、練習しなくてもいいくらいなんですが。あえて言うなら一つの完成形であるメッシの真似をすることでしょう。

何度も言うように、2歩1触を自然にこなせる=才能のあるドリブラーならば、練習せずともマシューズフェイントを使いこなせるようになります。上記の直線と旋回を鍛錬し、かつ常に相手との駆け引きを行うことを心得ていれば、体が勝手に発露します。

ですから心掛けとしては、ボールを支配下に置くこと、移動スピードをコントロールすること、相手を見ること、そしてこの3つを同時に行うことです。そうすれば、相手の逆を取る過程でマシューズフェイントを繰り出すことができます。

こればっかりはシャドーで練習してもコーンを使っても成果はエア(空)なので、実践で繰り返し試すしかないと思います。



  7 2ステップ カットインと骨盤パニック

そして最後に2歩1触の極みである2ステップです。

カットインと骨盤パニックについてはメッシの2ステップシリーズにまとめてあるのでそちらをご覧ください。

2ステップは技術的に言えば非常に簡単です。2歩1触の直線と旋回が出来れば誰でも出来るようになる可能性があります。身体操作的観点から見て、ダブルタッチやマシューズのほうがはるかに難しいと言えるでしょう。しかし、2ステップを最後に持ってきたのは、このプレーの持つ戦術的ハードルの高さゆえです。つまり間合い、スピード、判断といった駆け引きの部分が重要なポイントになるからです。

練習方法としては、ひたすら対人しかないです。しかも実際試合で頻発するシーンを取り出さないと意味が無いです。ミニゲームだったり、スペースの無い中での1対1では2ステップで抜き去る感覚を得られません。最低でも5×15、出来れば10×25くらいの広さで行いたいですね。

対人でしか練習できないという意味でも、ダブルタッチやマシューズとは一線を画す技術だということができます。ダブルタッチやマシューズは形を練習すれば、ある程度実践で応用可能ですが、2ステップは形を練習しても全く意味がありません。DFとの距離感やそのときのスピードによってボールタッチが変わり、一度として全く同じ角度で同じスピードのターンを決めるということがありえないからです。

また、2歩1触から技の繰り出しそして技の完了まで常にオープンな状態(顔が上がり利き足の前にボールを置いた状態)でプレーできます。それゆえ、他のフェイント動作と比べ、プレー選択肢が狭まることがなく、というよりほぼ無限に展開が可能です。ですから、2ステップから即パスだったり、更にドリブルで加速であったり、戦術的に有効な判断を下せる可能性が高まります。

グリッドドリルやゲーム形式の練習の中で、常に2ステップを意識しながら取り組むのが遠回りのようで一番の近道です。



  最後に

2歩1触ドリブルの練習法と題して、簡単なものから難しい物へと移行しながら紹介していったわけですが、ここで2点ほど注意してほしいことがあります。

ひとつは、心拍数の上がらない練習は練習ではないということです。よく、ボールタッチを柔らかくするために家の中で裸足でボールを触ったほうがいいとか言いますが、僕はこれを信じていません。なぜならサッカーの試合は身体的、精神的負荷のかかる状態で行われ、安静にくつろいだ状態では行われないからです。当然心拍数も上がりますし、動作全体のスピードも早くなります。ですから、心拍数上昇の伴わない練習=疲れない練習はいくらやっても無駄としか思えません。自分が動くあるいはボールを大きく動かすことがサッカーの本質であるならば、その場に留まってボールを足元でこね回すようなことはプレー上達につながりません。

ふたつめは、練習ステップの1~4まではサッカー選手にとって基礎中の基礎でしかないということです。(厳密に言うと5のインインのダブルタッチまでが基礎に入ります。)ここまでマスターしてやっとサッカー選手としての初めの3%が完成したといえるでしょう。これらは小学生、遅くとも13歳までには身に付けたい技術です。

 クローズドスキルの練習(ジグザグドリブルなど)を僕は嫌いですが、これらの基礎を身につけるには避けては通れないと感じています。むしろ、2歩1触の導入から安定期にかけては積極的に行うべきです。

以下ステップの5,6に関してはあくまでもサッカー選手としてプラスαの技術です。言うまでもなくドリブラーになるには必須ですが、ドリブラーだけがサッカー選手ではありません。他の技術を磨いて違う役割で活躍することも出来ます。 7はメッシの出現によって新たに脚光を浴びる技術だとここで断言しておきます。技術的には難しくないですので、ぜひ実践で試してみてください。

41 件のコメント:

  1. サッカーまにあ土曜日, 12月 17, 2011

    こんにちは!
    今年のクラブワールドカップはすごいですね!
    ガンソって足裏のボールタッチ多くないですか?
    トラップやかわす時によく使ってるとおもうんですが。。。
    足裏を使うコツなどありますか?
    それと足裏を使う名プレーヤーもいたら教えてください!!

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  2. いつも更新楽しみにしています。
    僕は上の記事の「5」のアウト・インのダブルタッチがすごく好きなんですが、僕はこれをするとき、アウトで触った時に空中に浮いて、そのままインで触ります。これであってるのでしょうか?また、アウトで触った後、一度足の踏み替えをしたほうがいいのでしょうか?教えて下さい。

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  3. やはり足裏押し出しやケンケンをしっかり練習し完璧に体得して
    直線や旋回の練習に移行した方がいいのでしょうか?

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  4. @さっかーまにあさん 足裏を使うコツは考えたことありません。リケルメなどを南米出身選手に注目してみればコツが掴めるかもしれませんので、よく練習してください。

    @インサイドさん アウトインのダブルタッチには軸足をと飛ばさずにするものと足の踏み変えを行うものとがあります。どちらが正解かではなく、両方共出来るようになることが大事です。特にスピードに乗った状態で繰り出すダブルタッチには足の踏み変えを使うほうが有利です。

    @匿名の方 何事も大局的に見ることが大事で、一つの段階を完ぺきにこなしてから次へ進むというプロセスは大抵の場合時間の無駄になることが多いです。つまり、7割がた出来るようになったら次へ進むという感じで、大まかに全体の流れを汲みながら進める方がよさそうです。

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  5. ありがとうございます。どちらもできるように頑張ります。

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  6. はじめまして。プロの選手でも2触1歩ができない選手はいるのでしょうか?(ゴールキーパーは除く)

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  7. コメントします。
    インステップで引きずるというのは本当に
    引きずっているのですか?
    引きずるイメージですか?

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  8. いつもこのブログを拝見させていただいています。
    一つ伺いたいことがあるのですが・・・。
    このことは、2歩1触とあまり関係のないことなのですが、僕が抱いている素朴な疑問です。前に、「バルサの攻撃」というテーマでブログを書かれたものを見たのですが、その中に、「ダイアゴナルパス」という言葉がありました。僕もまだまだ未熟なもので、この言葉をはじめて耳にしました。だから、今回この言葉の意味をぜひ知りたいと思い、コメントさせていただきました。宜しくお願いします。

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  9. はじめまして。
    質問ですが、メッシはドリブルで仕掛ける時、ほとんどアウトサイドで左に切り返します。でも、なぜディフェンスはあんな簡単に抜かれてしまうのでしょうか?プロの選手も絶対メッシのことは知っているだろうし、メッシが左に切り返すシーンが多いことなんてテレビで見て分かっていると思います。それとも、分かっていても止められないのでしょうか? 
    教えて下さい。

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  10. zyouhoyaさん イメージです

    匿名の方 そういうことは自分で調べてください。答えを言うと斜めのパスです。

    ユーラシアさん たまにインサイドで右に切り返します。メッシは正対を上手に使い、マシューズや2ステップで相手の逆を取るので抜けます。僕もよくそう思うのですが、ちゃんとスローで見てみると、DFがボールにアタックしに足を伸ばしたり、フェイクで逆に釣られているのがわかります。DFとしては「分かっていても」ではなくその瞬間まで大まじめに「分からない」のです。それを実現しているのはメッシの突出した瞬間視の高さと身体操作にあります。

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  11. @アロハさん います。プジョルとか山村(U-22)とか中田英寿とか。昔の日本人には多いですね。ちなみに、香川、ペドロ、サンティ・カソルラは逆足でも2歩1触出来ます。だからと言って特別すごいというわけでもないですし、2歩1触ができないからといってプロになれないというわけでもありません。21世紀のサッカーには不可欠であろうという技術が2歩1触である、という僕の個人的な見解にすぎないので、あまり拘り過ぎるのも良くなかろうと思います。

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  12. バルサファン木曜日, 12月 22, 2011

    イニエスタ選手て2歩一触ですよね?
    そんなイにエスタ選手なんですがなぜあんなすごいキープ力があるんでしょうか?

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  13. @バルサファンさん まずイニエスタのキープ力のどこが具体的にすごいのか5つ書きだしてみてください。その一つ一つに回答を差し上げます。分からなければこのブログの「2歩1触の可能性」「ボールタッチと視野の確保」「ボディコンタクト」等の記事を参考にしてください。また、蹴球計画やサッカーショップ店長のつれづれなる日記も併せてみてみるとよいでしょう。

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  14. バルサファン木曜日, 12月 22, 2011

    ・ファーストタッチがうまくて相手から離れている
    ・ダイレクトパスがうまい
    ・相手とボールの間にいる
    ・視野が広く常にパスを狙っている
    ・ボールタッチがうまい
    パスだと
    ・パススピードがめちゃくちゃ速い
    などでしょうか?

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  15. @バルサファンさん ファーストタッチについては蹴球計画のコントロールという記事群と当ブログのいなすトラップをご参照下さい。

    ダイレクトパスは練習の賜物です。特にインサイドキックの上手い下手は直接サッカー選手としての優劣に関わってきますので、よく練習してください。

    スクリーンに関しては今ボディコンタクトシリーズを書いているのでそちらを参考に。イニエスタが上手いのは常に相手を見ている点です。ボールを動かしながら背後にいる敵の挙動を逐一観察してその逆を取っています。これを可能にするのはボールを見ずにボールを動かす技術と実戦経験、つまり駆け引きです。この駆け引きの部分については今後書いていく予定ですのでお待ちください。

    視野についてはこれから書いていくつもりですのでしばしお待ちを。いつでもパスを出せる体勢をとれるのは2歩1触とボールタッチ時に顔を上げているからです。

    「ボールタッチが上手い」に関しては具体的になにがうまいのかよく分からないので回答しかねます。

    パススピードはそんなに速くないですよ。ほとんどJリーグと変わらなくなってきています。これは近年になって日本でも芝に水を撒くようになったからで、湿った綺麗な芝の上でボールをければ驚くほど速いパスを通すことができます。むしろそれを止める技術のほうが重要だし難しいのです。

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  16. ご返信ありがとうございます。中田英寿さんが2歩1触をできないなんて、すごくびっくりしました。

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  17. お久しぶりです。 僕は中学校のサッカー部に入っています。僕はよく、4ー5ー1の左サイドハーフをします。2歩1触は直線だと8割から9割ぐらいのスピードぐらいで出来ます。でも、ボールをもらったとき、僕は左サイドハーフなので、相手の右サイドバックにすぐに寄せられてしまいます。(正対はしています。)つまり、相手(右サイドバック)との距離は当然近いです。この状況から練習した全速力に近い2歩1触をする事が出来ません。なので、このように相手との距離が近い状態から相手を抜く練習などがあったら教えて下さい。

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  18. お久しぶりです。 僕は中学校のサッカー部に入っています。僕はよく、4ー5ー1の左サイドハーフをします。2歩1触は直線だと8割から9割ぐらいのスピードぐらいで出来ます。でも、ボールをもらったとき、僕は左サイドハーフなので、相手の右サイドバックにすぐに寄せられてしまいます。(正対はしています。)つまり、相手(右サイドバック)との距離は当然近いです。この状況から練習した全速力に近い2歩1触をする事が出来ません。なので、このように相手との距離が近い状態から相手を抜く練習などがあったら教えて下さい。

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  19. @ピルロさん まず、ボールを受ける前の状況をよく考えてください。パスを受けた時に寄せられているということは、パスが弱いか、パスが読まれているか、中央でのパス回しが遅いのでDFにスライドする時間を与えているかのどれかです。寄せられた状況でパスを貰うことはなるべく避けたほうがよく、すなわち、そういう状況で味方にパスを出す中盤の選手の判断がよくないのです。またそのようなプレーを黙認し推奨してしまっている指導者も悪いと言えます。

    また、寄せられているということは、裏をとるチャンスでもあります。足元に受けるだけでなく裏を狙って飛び出すことも選択肢に入れるべきです。一度パスを受けてからワンツーを狙うことも有効です。

    正対しDFと接近した状態でドリブルで抜くコツはこれから書いていくのでしばしお待ちを。ヒントをひとつ。相手の足が接地しているサイドに抜く、です。

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  20. ありがとうございます。受け方を意識します。

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  21. いつも参考にさせてもらっています。
    様々な記事(ボールを貰うまでの動き、相手との駆け引き、ボールを持った後の技術)
    を読みましたが、どれも共感できるポイントが多く、いつも試合、練習に臨むときは
    このブログでみたことを元に実践しています。
    現在は主に2歩1触を練習していてまだ3週間ぐらいですが毎日練習しています。
    7~8割での直線はコツを掴めてきましたが、まだ足がボールと共に完璧に移動しているとは言えません。10回やると大体半分ぐらいは途中(全体が30mぐらい)で引っかかってしまいます。
    これからも引き続きこのブログに載っていることをベースに練習していきますが、
    この2歩1触系列の記事に載っていること以外にさらにコツはありますか?
    また、「2歩1触の練習法 まとめ1」にあった「ひざから下を振らず、股関節から膝にかけてのコントロール」の部分がよく分かりません。
    この部分は練習を重ねて感覚を身に着けるしかないのでしょうか?

    回答、よろしくお願いします。

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    1. 「途中で引っかかる」という記述がよくわかりませんが、具体的にはどういうことですか?

      「ひざから下を振らず、股関節から膝にかけてのコントロール」は、膝から下を脱力し、ボールの真上にヒザガシラを持っていく感覚です。練習を繰り返せば、ひざ下の脱力感覚を得られるようになります。とりあえず3ヶ月は特訓してください。

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  22. 2つ質問です。
    1 利き足側に抜くダブルタッチというのはいわゆるエラシコの縦突破みたいなもの  なのでしょうか?
      それともまた別のやり方なのでしょうか?

    2 利き足側に抜くダブルタッチは最初逆足のインでタッチしてそのあと利き足のイ  ンでタッチする、逆足側に抜くダブルタッチの逆みたいな感じではいけないので  しょうか?

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    1. どちらかというと2の方が重用します。ワンステップ置くほうが幅と奥行をとれてボディバランスも回復できるからです。

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  23. ドリブル中でも視野を広く保つためにはどうしたらいいでしょうか?

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    1. 視野は広げるものではなく求めるものです。広げれば良いと思っていると何を見たいのかという本質を掴めなくなります。視野は狭くとも見るべきものを見つけられるようにしてください。詳しくはこちらhttp://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.jp/2012/01/w1h_28.html

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  24. なるほど・・・。
    勉強になります。

    もう一つ質問なのですが、
    普通のドリブラーはドリブルしていても途中で詰まる時が多いですが(中盤でのドリブル)メッシはグイグイ縦突破ができて詰まることが少ないようにみえます。
    やはりそれはメッシの加速力の問題なのでしょうか?
    それとも状況判断に優れているからなのでしょうか?

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    1. 加速力が大きいと思います。それと動作の予測不可能性です。判断というより直感力が優れているのでしょう。それを培うことは非常に難しいのでドリブルは才能だとよくいわれるんです。メッシのようになれなくともメッシを真似することには価値があると思っています。なぜならメッシは常に正しい技術を使うからです。

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  25. そうですか・・・
    ありがとうございますm(__)m
    イニエスタのように加速力のあまりない選手はダブルタッチを使って抜いていったほうが効率的ということですか?

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    1. イニエスタは意外と多分加速力あります。3,4歩が細かくて速いですよ。ただし、20m以上だと遅いと思います。イニエスタの凄さはインにもアウトにも同じ姿勢から抜いていけることと、抜いた後の動作がスムーズでロスがない点です。だから足が早そうに見えなくても相手を置き去りにできるんだと思います。相手を見て加速という動作を繰り返して練習してみてください。

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  26. G大阪の宇佐美はドリブルの技術ならメッシと同等か少し下くらいだと思います。
    しかし宇佐美はメッシのようにワールドクラスの舞台で活躍ができていません。
    この原因はどのようなものでしょうか?
    僕は試合をフルで見たわけではなくプレイ集を見て思っただけなのではっきりと意見することはできませんが個人的な意見としては、プレイに波があるかそれかドリブル以外のところだと思います。
    それとメッシのドリブルはほんとに小さなスペースでもくぐり抜けていくくらいドリブルが細かいです。
    きっとそれは足首をあまり動かさずにドリブルしているので次のプレーにうつるのが早いからだとも思います。
    今、現代サッカーでは使えるスペース?が狭くなってきているのでそこらへんも関係しているのでは?と思います。
    途中で訳のわからない言葉も混じっているかもしれませんがこれが僕の持論です。
    これについてどう思われますか?
    長文失礼しました。

    返信削除
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    1. 僕も最近宇佐美の姿をフル試合で見てません。だから詳しいことはわかりません。でもドリブルの技術にもかなり差があるのだと思います。あとは神通力の差ですかね。

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  27. 今中学3年のサッカー小僧です。
    今日、サッカーをしていたら友達(サッカーが上手い人でトレセン)にお前のドリブルは体が入れにくいといってよくわからんだけどドリブルがうまいと言われました。

    自分で考えたところでは、
    1:ドリブルが細かくて体が入れれなかった。
    2:ドリブルをしているうちに無意識に体を動かして相手に体を当てさせないようにしている。
    のどっちかだと思います。
    どう思いますか?
    実際に見てないので答えれないかもしれませんが、答えれたら教えてください。

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    1. こんにちは。TUNA27さん。向上心があって素晴らしいと思います。頑張ってください。僕が思うに、TUNAさんは体が大きくなさそうですし、身体能力も高いとは言えないと思います。それでもドリブルが上手いと言われるのは体の使い方が上手いからではないでしょうか。

      最近、きづいたことのひとつなんですが、ドリブルが上手い選手は動きながら上半身を傾けてうまくボールを隠しています。さらにタッチのタイミングをずらすことでDFをあざむくのが上手いです。フェイントが上手いとか足が速いということではなく、ボールタッチのタイミングと上半身の入れ方を変えるだけでドリブルは上達します。このスタイルの最上級はイニエスタになるんですけど、だからTUNAさんはイニエスタをお手本にすると良いと思います。

      tunaさんはサッカー部ですよね?その調子でサッカーを続けていれば社会人になっても県リーグで活躍できる程度にはなると思うんで頑張ってください。

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  28. ありがとうございますm(_ _)m
    僕は身長も158センチで身体能力もあまり高い方ではないです。
    そういえば、確かに最近体の使い方を意識してドリブルしてました。

    イニエスタですか。。。
    僕の好きな選手の1人ですw
    最近、YouTubeでイニエスタの動画ばかりを見てました。
    これからもイニエスタをお手本に頑張っていきたいと思います。

    それと今僕は中3で部活を引退してしまったのでサッカーは遊びとかでしかやっていません。

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  29. 連投すいません。
    さっきイニエスタの動画を見てて思ったんですが、なぜあんなにイニエスタの足はスムーズに進むのでしょうか?
    なんかとても足の関節が柔らかい気がするんですが(イニエスタが)あれは普通の人間が足のストレッチをしっかりすれば彼ほどに柔らかくなるんでしょうか?

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    1. そういう視点はもったことがないので答えられませんが、ひとつ言えるのは体の柔軟性は持って生まれた素養である場合が多く、ストレッチで簡単に変わるものではないということです。少なくとも4年か5年以上かけてコツコツとストレッチをやるしかないです。

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    2. そうですか・・・
      ありがとうございますm(_ _)m
      これからイニエスタんのドリブルを目標に頑張っていきたいと思います。
      これからもお世話になると思いますがよろしくお願いします。

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  30. また、質問です。
    前、部活の先生が、メッシはゴールを見ずに感覚的にゴールの場所がわかっているから(もちろん余裕があるときはゴールをしっかり見ると思いますが)余裕がない状況でもピンポイントでゴールの4隅にシュートを打つことができると言っていたのですがこれは本当なのでしょうか?
    僕的には、メッシだって余裕がなくたってきっとほんとに間接的にはゴールの位置を捉えてるんだと思います。

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    1. ゴールを見ずに四隅にピンポイントでシュートを放つことは無理です。それができたらそれはそのときミラクルが起きただけで、常に起こせる芸当ではないです。メッシといえども枠内シュート率が50%を越えることはないでしょう。

      ただ、やはり間接的にゴールの位置を把握することは必要ですし、上手い選手はそれができています。こればかりは才能ですので、僕がどうこういえる領域ではないと思います。

      このように説明できない事象をさも分かった風に言い切ってしまうことには危険が伴います。気をつけたいですね。

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  31. 返信ありがとうございます。
    才能ですか・・・でもきっと努力で少しはカバーできると思うので努力をして決定率を高めていきたいです。
    ありがとうございました

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