footballhack: メッシの身体操作1 マシューズフェイントの研究

2011年2月10日

メッシの身体操作1 マシューズフェイントの研究

メッシメッシメッシと五月蝿いかもしれませんがまたまた別角度からメッシの研究に取り組みたいと思います。2ステップについては書きかけになってますが、動画収集に手間取ってるので、おいおい書いていきます。このテーマもアイディア自体は既に出来上がっているのですが、長文になりそうなので書き切れる自信があまりありません笑。

なぜメッシかと言われれば、小柄で身体能力が見た目低そうなのにバロンドール選手だからであって、その動きを分解してエッセンスを取り出せれば、普通の選手でも更にサッカーが上手くなれるだろうという期待を込めて書いているわけです。

というより長年サッカーをプレーし続け観戦し続けている私から見て、メッシの動きは非常に無駄が少なく効率が良く見えるんですね。スペースと時間が減少傾向にある現代サッカーにおいてまさにサッカー選手の鏡だなと。ペレやマラドーナがもしこの10年代に現役でプレーしていたら必然的にメッシのようなプレースタイルになっていたんじゃないかと妄想するわけです。

でマシューズフェイントの話です。メッシが唯一と言っていいほど多用するフェイク動作がこのマシューズフェイントです。どんな動きかというと↓


探したらゲーム映像が一番に出てきました笑。まぁわかりやすいからよしとします。

マシューズフェイントは軸足を外に踏み込む動作の後に蹴り足のアウトサイドで逆方向にボールを持ち出す技だと思われがちですが、実は違います

フェイク動作そのものより重要なのは上記の動作の直前のステップ直後の重心移動です。

上の動画では分かりやすいことにサントス選手?がフェイク動作の直前に細かいステップを入れてくれています。ドリブルでDFに正対し前進しながら技を仕掛ける場合、直前にリズムを変化させることが非常に重要になります。これは以前にも書きました。→メッシのドリブル3-1 独特のリズム

直後の重心移動の方法は次回から書いていきます。

では実際にメッシを見てみましょう


動画の最後にあるようにマシューズフェイントから左足アウトインでのダブルタッチというのがメッシの必殺パターンです。

サッカー経験10年以上の人でもメッシパターンが出来る人は少ないんじゃないでしょうか。なにせボディバランスを保つのも難しいですし、なによりボールコントロールが上手くいかずに体からボールが離れてしまうと思います。私も必死に練習しまして、なんとか形だけなら出来るようになったんですが、スピードに乗った状態でやると足の運びが思い通りにいかなくて苦戦しております。

そんななかマイケル・ジョーダンとディマリアにヒントを得る機会がありまして、メッシパターンの高速化に目処が立ったんで一筆書いた次第です。

では次→メッシの動き2 内脚を使え

0 件のコメント:

コメントを投稿