いなすトラップの基本は掴めたでしょうか。受け場に敵を誘い込んでから止め場をずらしてやるといなしが上手くいきます。では、実際にワールドクラスの選手たちはいなすトラップをどのように行なっているのか、見て行きましょう。
第一回目はジダントラップです。(また勝手に命名しちゃいました。) ジダントラップとはなんぞやという方は下の動画を御覧ください。5:56と7:14にジダントラップが登場します。
ジダントラップとはつまり、奥の足を使ってターンすると見せかけて、ボールを逆方向へ弾き、DFの逆を取るトラップです。
ジダンはトラップの名手でもあったんですが、彼のすごさは、時には自分に引き寄せるように、時には相手から遠のくように、cm単位でボールをコントロールして、常に直近の敵と駆け引きをしていた点です。
これと同じ種類のトラップを多用するのがバルセロナの心臓であるシャビ・エルナンデス。
では実際の試合の映像からこのジダントラップが使われるシーンを取り出して見てみましょう。
2011年11月30日
2011年11月29日
いなすトラップ0 概要
サッカーの基本は止めることと蹴ることです。この2つがしっかり出来ればその他の技術を使わずとも良いプレーができます(ポジションは限定されますが)。今回は「いなすトラップ」と題してトラップで敵をかわす、あるいは敵のプレッシャーを回避して時間とスペースを一人で生み出すにはどうすればよいかを考えます。
本題に入る前に、sutudio c60さんによるトラップの記事群に必ず目を通してください。→「コントロール(トラップ)」-蹴球計画-
上記の記事の中でコントロールの仕組みが0から説明されています。ボールを止めるとはどういうことか、改めて考えさせられる良質な記事群なので是非読んで欲しいと思います。
個人的に、コントロールとトラップの違いは敵の存在の有無の違いだと定義しています。ここでは、敵の存在を無視した中でのボールを止める技術はコントロール、敵を意識した時にトラップと使いわけます。
では、敵をいなすトラップの基本的な考え方から説明しましょう。
本題に入る前に、sutudio c60さんによるトラップの記事群に必ず目を通してください。→「コントロール(トラップ)」-蹴球計画-
上記の記事の中でコントロールの仕組みが0から説明されています。ボールを止めるとはどういうことか、改めて考えさせられる良質な記事群なので是非読んで欲しいと思います。
個人的に、コントロールとトラップの違いは敵の存在の有無の違いだと定義しています。ここでは、敵の存在を無視した中でのボールを止める技術はコントロール、敵を意識した時にトラップと使いわけます。
では、敵をいなすトラップの基本的な考え方から説明しましょう。
http://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2011/11/blog-post_29.htmlいなすトラップ0 概要
2011年11月25日
ボディコンタクト4 ジダンに学ぶルックダウンの必要性
サッカーの戦術眼とは集中すべき場所に正しく意識を向けることだ、という内容について戦術眼とプレーエリアという記事に述べました。今回はジダンのボディコンタクトの技術から、ヘッドダウンの重要性を説きたいと思います。
ヘッドダウンというと、大抵の指導者はネガティブな印象を持っていると思います。「顔を上げろ」「したばかり向いているから判断が遅くなるんだ」、なんて檄を飛ばす光景は日本の育成年代で頻繁に見られると思います。しかし、ここではsilkyskill流コペルニクス的転回で、敵に1m以内に寄せられていたり、体が接触している時は下を向くことこそ有効な判断につながるという例を、超一流の選手だったジダンから学びたいと思います。
参考動画はこちら↓
ヘッドダウンというと、大抵の指導者はネガティブな印象を持っていると思います。「顔を上げろ」「したばかり向いているから判断が遅くなるんだ」、なんて檄を飛ばす光景は日本の育成年代で頻繁に見られると思います。しかし、ここではsilkyskill流コペルニクス的転回で、敵に1m以内に寄せられていたり、体が接触している時は下を向くことこそ有効な判断につながるという例を、超一流の選手だったジダンから学びたいと思います。
参考動画はこちら↓
http://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2011/11/bo.htmlボディコンタクト4 ジダンに学ぶルックダウンの必要性
2011年11月21日
ボディコンタクト0 先に当たる、弾ける
サッカーのゲーム構造の理解という記事に書いたように、大人のサッカーを実践するにはフィジカルコンタクトを減らすべきです。というより、駆け引きの工夫を極め、戦術理解度を上げると自然と接触の機会が減っていきます。現にトップレベルの試合ではどんどんフィジカルコンタクトの機会が減っていく傾向にあります。そのためには、守備の意図を読み、パスの選択肢を増やし、敵から離れてボールを受け、またパスの意図を複雑に絡めて、フリーの選手にボールを預け、前進していく必要があります。
しかし、こんなことが出来るのは一部のトッププレーヤーのみで、現実には難しい話です。特に育成年代やアマチュアレベルの試合では、攻守交替が頻繁に起きるので、必然的にフィジカルコンタクトの機会も増えます。よってボディコンタクトの技術を高めることは全選手にとって必須の課題です。
一般にサッカーのゲーム構造は、4つのステージの各比率でいうところの、攻→守と守→攻の時間が安定した時間(セットOF、セットDF)より長くなると思います。つまり、一部のトップレベルの試合を除いた普通のサッカーの試合の中では、計画した戦術を遂行する時間よりもルーズボールを争う時間のほうが長いということです。
このことから、一般に能力の高い選手というのは、競り合いに勝てる選手のことを指します。ルーズボールを拾え、ヘディングに強く、寄せられた中でもボールをキープしたり強いキックが出来る選手が良い選手だという通念があります。
ですから、ボディコンタクトの技術を高めることは良い選手になるための近道なのです。競り合いに強くなれば簡単にしかも短期間で周りからの評価を上げることが可能です。ただし、より高いレベルで通用する選手になるには、ボディコンタクトをできるだけ減らせるように頭を使うプレーを身につける必要があることは忘れてはなりません。
では、ボディコンタクトに強くなるにはどのようにすればよいでしょう。
しかし、こんなことが出来るのは一部のトッププレーヤーのみで、現実には難しい話です。特に育成年代やアマチュアレベルの試合では、攻守交替が頻繁に起きるので、必然的にフィジカルコンタクトの機会も増えます。よってボディコンタクトの技術を高めることは全選手にとって必須の課題です。
一般にサッカーのゲーム構造は、4つのステージの各比率でいうところの、攻→守と守→攻の時間が安定した時間(セットOF、セットDF)より長くなると思います。つまり、一部のトップレベルの試合を除いた普通のサッカーの試合の中では、計画した戦術を遂行する時間よりもルーズボールを争う時間のほうが長いということです。
このことから、一般に能力の高い選手というのは、競り合いに勝てる選手のことを指します。ルーズボールを拾え、ヘディングに強く、寄せられた中でもボールをキープしたり強いキックが出来る選手が良い選手だという通念があります。
ですから、ボディコンタクトの技術を高めることは良い選手になるための近道なのです。競り合いに強くなれば簡単にしかも短期間で周りからの評価を上げることが可能です。ただし、より高いレベルで通用する選手になるには、ボディコンタクトをできるだけ減らせるように頭を使うプレーを身につける必要があることは忘れてはなりません。
では、ボディコンタクトに強くなるにはどのようにすればよいでしょう。
http://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2011/11/blog-post_21.htmlボディコンタクト0 先に当たる、弾ける
2011年11月20日
飛ばすパスとバルサの鳥かご
ひとつ飛ばすパスの重要性は再三このブログに記述しました。飛ばすパスを正しく認識しているかどうかで、サッカーの理解度に2段3段の差が出てしまいます。飛ばすパスの概念は崩しの場面のみで重要なのではなく、つなぎ、預けのパス、クロス、セットプレー、ロングボールなど、サッカーのありとあらゆる場面で応用されます。
ここではバルサの試合前のウォームアップ映像から、飛ばすパスの使われている頻度を確認してみましょう。
(動画消されちゃうみたいなんで適当に「FCBarcelona warm-up」とかで検索してくださいね。)
ここではバルサの試合前のウォームアップ映像から、飛ばすパスの使われている頻度を確認してみましょう。
(動画消されちゃうみたいなんで適当に「FCBarcelona warm-up」とかで検索してくださいね。)
http://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2011/11/blog-post_20.html飛ばすパスとバルサの鳥かご
2011年11月18日
試合分析法4 戦術の選択と分析
攻守の切り替え、システム論、選手の特徴の把握と分析は進んできました。ここまでの段階でほとんど分析は終了したと言っても過言ではありません。残された作業は「参照」だけだからです。
分析の作業とは一言で言うと、参照です。つまり、予備知識に照らしあわせて現状の事態を把握するということです。一見無秩序な数列とデータベースを比較し、ひとつの法則を導き出すような作業に似ています。
ここで言う予備知識には、大まかに言って2つがあります。システムと戦術です。
分析の作業とは一言で言うと、参照です。つまり、予備知識に照らしあわせて現状の事態を把握するということです。一見無秩序な数列とデータベースを比較し、ひとつの法則を導き出すような作業に似ています。
ここで言う予備知識には、大まかに言って2つがあります。システムと戦術です。
http://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2011/11/blog-post_18.html試合分析法4 戦術の選択と分析
2011年11月3日
試合分析法3 選手の特徴を理解する
システムの並びを大まかに把握したら、次にするべきは各選手の特徴を把握することです。とは言っても22人全員の特徴を一度に理解しようとするのは大変なことなので、まずは各チーム2,3人に絞って攻守のキーマンを決定します。中心選手の特徴を理解したら、次は中心選手を補助する選手達に焦点をあて、最後に弱点になるような選手に視点を移していきます。
選手の特徴を見極める上で、重要な要素は以下の5つです。
選手の特徴を見極める上で、重要な要素は以下の5つです。
- キック
- ヘディング
- 運動量
- ドリブル(対人スキル)
- チーム内での信頼度
http://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2011/11/blog-post.html試合分析法3 選手の特徴を理解する
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