footballhack: 2012/02

2012年2月26日

いなすトラップ2 回転:ボールを流すプレーと2タッチコントロール

トラップで敵をかわすプレーのポイントは、プレーイメージ、ニュートラル、受け場止め場をずらす、の3点です。今回は、回転を用いたいなすトラップをご紹介します。

まず、ボールを流すプレーについてですが、以前紹介した動画が大変わかり易いのでご覧下さい。↓



なぜこのようなプレーにDFが騙されてしまうかというと、通常DFは受け手のプレー選択肢を見て先読みするからです。受け手がボールにヘソを向けてパスを待つ時、大抵受け手はボールと同サイドにプレーするだろうと、DFは予測します。なぜなら普通選手は体の正面方向にしかプレーできないからです。そこで、受け手は逆サイドへ向けてターンするとDFを欺くことが出来るのです。

2012年2月18日

観る9 視野の5W1H 方法

「視野を広げろ」「首を振れ」

こうやって指導され育てられた選手は愚直に“首”を振ります。正確に言うならば、頚椎を旋回し(捻り)ます。従順な小中学生の微笑ましいほどの首を振る努力は、哀しいかな、サッカーの上達に直結するとは限りません。


何が言いたいかというと、視野を広げる行為は首を振ることだけではないのです。「首を振れ」などと言葉主導のコーチングを受けた選手は、首をふることだけが視野を確保する術だと盲目的に思い込んでしまい、その他の方法があることに気づくことが困難になります。今回は盲点になりやすい視野の確保の方法を伝授します。

周囲を観るための方法は以下の3つがあります。

2012年2月13日

観る8 視野の5W1H 位置

既に視野の5W1Hシリーズの「タイミング」 「対象」の回にも書いたように、首を振る時に事前に頭に入れておかねばならないことは、自分の「位置」です。自分の居場所がわかっていれば、自ずと求められるプレーが決まってきますし、自分の位置と敵味方の位置の関係性を把握することもまた、次のプレー決定のための重大な要素になります。

つまり、ピッチを基準にした絶対的な位置と敵味方との相対性による位置の2つを区別して考えなければなりません。

位置(ポジショニング)を考える場合、以下の3通りに整理すると容易になります。
  1. ピッチを3分割したゾーン
  2. ポジション(味方との関係性)
  3. ポジショニング(敵との関係性)

2012年2月2日

観る7 視野の5W1H 動機

なぜ首を振らなければいけないのか。それはもちろん良いプレーをする為です。良いプレーは積み重なり、良い“一連のプレー”になります。良い一連のプレーは得点機会を生み出し、失点機会を未然に防ぎます。このようにして、試合において支配権を握り、ゲームに勝つことができます。そして、良いプレーを積み重ねることで、ひとつの試合に勝つのみでなく、長期的視点に立ってサッカーの質を向上させていくことが出来るのです。

では、最初の質問に戻ります。「サッカーでは“なぜ”良い視野を確保することが重要なのか」

これには2つの答え方ができます
  1. 敵のプレッシャーを回避するため
  2. 味方のプレッシャー(期待)に応えるため