footballhack: メッシの動画2

2012年8月16日

メッシの動画2

メッシのドリブルを解説するシリーズは、当初、客寄せのつもりで始めたもので、本来メインに考えてなかったんです。それが今となってはメッシ関連の投稿を目当てに当ブログを訪れる方が多く、そのなかでメッシの動画を作ってくださいという要望があったので、作ってみました。

人の動画からパクリまくりで申し訳ないですけど、どうぞ↓



 この中で取り上げた技術は6つあります
  1. 2ステップ
  2. マシューズ
  3. フィジカルコンタクト
  4. トータッチ
  5. 刈り込みタッチ
  6. L字



  2ステップ

まず2ステップですが、これは以前まとめたのでそちらを参考にしてください。

以前の記事群の中で言及していなかったことがあります。それは2ステップを独特のリズムを用いて行うことです。

以前、マシューズフェイントやジンガ、独特のリズムは同じ動作であると言いました。つまり、軸足の2度着きによる半拍ずらしです。マシューズやジンガはこれをインサイドとアウトサイドのタッチでやります。このことから、この動作をイン・アウトと呼ぶ人もいます。

静止、低速度でのプレー中に鋭角にターンを決めるとき、この軸足の2度着きを用いて2ステップを決めるとプレー速度を早めることができます。つまり、アウト・アウトです。最初のアウトサイドタッチ直後に浮きニュートラル状態を作り出し、そこから軸足を付いて2回目のアウトサイドタッチを実行するのです。

こうするとワンタッチでターンを決めるのと比べて、DFをギリギリまで惹きつけることができ、なおかつボディバランスをスムーズに左右に移動できるので、結果的にプレーが速くなります。軸足で軽く飛ぶ意識が大事です。試してみてください。




マシューズは特に新しいことはないので飛ばします。




  フィジカルコンタクト

メッシは敵とぶつかる時に、相手に寄りかかるように宙に浮いて、地面を思い切り踏みつけるようにコンタクトします。ぶつかって弾かれたあとのボディバランスの回復が早いため、相手より先にボールに触れることが出来るのです。始めからぶつかって跳ね飛ばされることを想定していないとできません。体の大きなDFを吹っ飛ばしているように見えますが、たいていのDFはボールを奪うためにメッシにぶつかるとき、すでにボディバランスを崩しています。体の小さい選手ならではの技だと思います。



  トータッチ加速

トーでボールタッチすると速くドリブルできます。メッシは要所要所でトータッチを入れて加速しています。詳しくはまた今度やります。




  刈り込みタッチ
 
これも加速のためのボールタッチです。説明は特にありません。



  L字ドリブル


L字ドリブルってのはイニエスタがよくやるんで、イニエスタの動画が集まったら詳しくやります。簡単に説明すると、ボールを持った時に利き足側から敵が来たとします。そのときに相手の出方を見てボールをチョンチョンっとL字に動かすんです。で2タッチ目の後に相手の懐に潜るように前傾して体を入れて、スピードで抜き去る技です。これは視力の良さと勇気がないと出来ません。相手の足がボールに届くかどうか見極めることが肝要です。

1 件のコメント:

  1. メッシの抜き方少し疑問に思うことがあります


    メッシは相手との間合いでどのような抜き方をするんでしょうか?

    2ステップやマシューズはどのような間合いで使ってるかが疑問です

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