ブスケツターンってのを前に紹介したんですが、そのやり方がちょっと面白いので解説します。最近僕の頭がこのテクニックに囚われているので、紹介せずに居られないんです。まずは動画を
ぼちぼち解説しますと、
ボールを迎えに行きます。
接触します。接触ポイントはもっと前のほうがブスケッツっぽさがでます。なぜ前のほうがいいかというと、足を軸足より前に出した状態からターンする動作は普段見慣れていないからです。軸足より前で接触するとダイレの戻しパスあるいはボールを弾き戻すトラップとの見合いになります。このターンが希少性の高い技だからこそ自然な動作でDFを騙すことができます。
足首が受動的変形をする間、ボールと足は離れません。力積を稼いでショックを吸収します。ボールの斜め上を踏むようにして撫で下ろすように足を動かします。
足が気持ち悪く曲がっています。意識は垂直方向のみです。意識は足を上から下に動かすだけです。後ろには引きません。水平方向に動かすとDFに読まれるだけでなくコントロールを乱します。後ろに引くようにみえるのは足がボールの表面を撫でるように動くからです。
ボールは地面と反発して浮きますが、これは正しい挙動です。浮かすのが悪だという考えは時代錯誤です。また、足が後方に弾かれて接地します。これによってスムーズなターン動作が可能になります。
バックスピンによって転がっていきます。
動画の最初にスローで実演しているシーンがあるのでそれをよく見て練習すると良いと思います。使い方はだいたい以下のとおりです。
- 中盤の選手が焦点プレーから前を向くとき
- サイドの選手がライン際で横パスを受けてから縦パスを狙うコースを作るとき
- 中盤の選手が横パスを受けてからサイドチェンジのために逆サイドを向くとき
SB、ボランチ、SH,トップ下などのポジションの選手には役立つでしょう。中央でもサイドでも有効な技の一つです。しっかり覚えて実践に活かしてください。
4シーズンほど前にランパードが多様していたのを思い出しました。
返信削除ランパードは反転してからのサイドチェンジでサイドの深くをえぐってかなり効果的な反転でした。
寄せが早いイングランドであの反転を悠々とできるランパードとブツケツの反転はなにか違うように思うんですが何が違うかはわかりませんでした。