2歩1触の練習法をまとめていたら、全速力に近い速度でボールを足から離さないようにドリブルするにはどうすれば良いのか、という点について疑問が沸き起こり、メッシの動画を漁っていたらその回答に近い結論を得られたので、ここに記します。
そもそも、高速ドリブルを実現するには、どんどん加速する足のスピードに対して、細かいボールタッチを保たなければならないという背反する現象を解決しなければなりません。ボールコントロールの制御を考えた場合、普通ならドリブルスピードが全速力の7~8割で頭打ちになってしまうはずです。しかし、メッシやイニエスタ、ディマリア、ロッベンなどはほぼ全速力に近い速度でやすやすとドリブル突破を決めて見せます。
彼らがどのようにボールのスピードを制御しているのか、今回は写真、図解、グラフを総動員して説明してみましょう!
2011年12月9日
2010年11月13日
音楽、リズム、ドリブル
(2拍子+3拍子)÷ドリブル=独特のリズム そんな話をひとつ。
メッシのドリブルに関しての一連の記事の中に、独特のリズムとはどうやって生まれるかについて書いたものがありました。(メッシのドリブル3-1 独特のリズム)今回はそれの補足です。
タンウンタンウンタンウンタタンウンタンウン
これはメッシが緩急とリズムの変化をつけて、敵を抜き去るときの左右の足の着地音を表したものです。これをさらに詳しく説明するとこんな風になっているのではないでしょうか。↓
タンウンタンウンタンウン タタン ウンタンウン
|← 2拍子 →|3拍子|←2拍子→|
つまり太字の切り返しの時に3拍子(3連符が正しい言い方ですが)になってるんではないかという話です。
■2と3の切り替え
話は飛びますが、2歩1触のドリブルを素人にやらせようとすると、左右の足の着地間隔が不均衡になり
タッカタッカタッカタッカ
それで音楽についてなんですが、世界中に広まった音楽の起源は元々はアフリカ大陸にあるらしいのです。人類の祖先が元々は一つで、アフリカ大陸からヒトの祖先達が世界中に移動していったことを考えても納得出来る事実だと思います。
このアフリカの音楽の根底をなすリズムは何かと言うと、3です。アフリカ源流のリズムは3拍子が基本なのです。3拍子の音楽は祭事に用いられます。二足歩行をする人間が自然に生み出せないリズムとして、3拍子は神様を地上に招くときに奏でられたと言われたとか言われないとか。
以前の記事にも書いたように、アフリカだけでなく現存する多くの民族音楽では3拍子あるいは3連符のリズムが用いられています。 中には2拍子と3拍子を曲中に入れ替えるものやポリリズム(複数の奏者が違うリズムを演奏する)といったものまであります。初めからドリブルのリズム変化に親しみやすい音楽が海外では奏でられていると考えることも出来ます。
近い将来、アフリカ出身でとんでもないテクニックとフィジカルを備えたストリートサッカー出身のスターが現れるんじゃないかと妄想も膨らみます。
一方、日本の伝統音楽の基調となるリズムは2拍子でモノリズム(複数の奏者が同じリズムを奏でる)と言われていますが、民俗音楽である祭囃子や民謡などではハネたリズムいわゆるスウィングが用いられます。ドッドドッドドッドドッドという和太鼓の合奏などが良い例です。これもいわば3連符の仲間です。日本人は祭囃子や民謡に親しむことで、ドリブルに独特のリズムが出るようになるかもしれません。
日本人のサッカー少年少女達には是非将棋と和太鼓を習ってもらいたいと強く思います。
こんな風に考えていると、ブラジル→サンバ→ジンガ→ステップワーク→ドリブルのような関連性が少し見えてきて面白いです。
はじめに戻りますが、「自然なドリブルの姿」をそのまま維持してプロ選手として活躍するのがロナウジーニョ・ガウショであり、メッシであり、香川真司です。特にロナウジーニョはスピードに乗った直線的なドリブルをする際でさえ、ステップワークの訛りがありますね。
メッシのドリブルに関しての一連の記事の中に、独特のリズムとはどうやって生まれるかについて書いたものがありました。(メッシのドリブル3-1 独特のリズム)今回はそれの補足です。
これはメッシが緩急とリズムの変化をつけて、敵を抜き去るときの左右の足の着地音を表したものです。これをさらに詳しく説明するとこんな風になっているのではないでしょうか。↓
タンウンタンウンタンウン タタン ウンタンウン
|← 2拍子 →|3拍子|←2拍子→|
つまり太字の切り返しの時に3拍子(3連符が正しい言い方ですが)になってるんではないかという話です。
■2と3の切り替え
話は飛びますが、2歩1触のドリブルを素人にやらせようとすると、左右の足の着地間隔が不均衡になり
タッカタッカタッカタッカ
のようになってしまいます。これはボールを蹴ることに慣れていないため、蹴り足がボールに触れることを意識しすぎてしまって、蹴り足の着地が遅れるためだと考えられます。一種のリズムの訛りが生まれます。そしてこれはヒトが球を転がす原点であり、「自然なドリブルの姿」のように見えます。
しかし、このままでは2歩1触で自分の意のままに旋回したり、速いドリブルは出来ません。出来る人もいるだろうけど。
試合で2歩1触の高速ドリブルを相手に御見舞いしたい場合、この訛りを矯正して
タンウンタンウン
としなければなりません。ここが2歩1触の第一ハードルなわけなんですけど。つまり、ボールなしで普通に走るときと同じように、左右の足の着地間隔をなるだけ均等にしてドリブル出来れば、スピードに乗ったドリブルが可能になるのです。全速力の7割程度の速度で出来るようになれば立派な運び屋になれます。
だけど、これだけではドリブラーになれません。敵を抜いていくことが出来ないんです。敵を抜くには変化が必要です。それがリズムの変化です。リズムを変化させることで結果的に速度と方向が変化していきます。どう変化させるかというと
タンウンタンウンからタタン、タッカあるいはンタタと変化させます。
どれも3拍子(3連符)ですね。ちなみに3連符とは1拍の間に3度刻むことです。タタタ
変化というか元に戻すだけなんですけれど。初めに出来たこと(タッカ)を一度矯正して(タンウン)また元に戻す(タタタ)。
このイメージを持っておけば、フェイント動作の鍛錬時に筋肉に頼らないスムーズな身体操作を身につけられるのではないかというのが持論です。
例えば下の動画のビジャなら、 タンウンタンウンタッカタンウンタンのように抜いていきます。
切り返し直前に軸足を引きずるように2度着きしているステップを厳密に擬音化するなら、
タンウンタンウンタツッカタンウンタンとなります。
ちなみにメッシの2ステップ(詳しくは今後ビデオを載せる予定です)の場合
タンウンタンウンタッカタンタウンタン
のように抜いて行きます。メッシは切り返し動作に入る直前にステップワークがとてつもなく細かくなることがあります。敵の狙いを半拍ズラしてすり抜けるような。
他にもタタンタタンとかンタンタッカとかステップワークを変化させるだけで無限にフェイク動作のバリエーションが生まれます。
2拍子のままでもスピードを活かせば抜いていくことが出来ます。が、2拍子のまま方向を変化させると過度に筋肉を使うことになり、結果的に動作自体が遅くなることがあります。故障の原因にもなりかねませんので筋肉系選手以外にはオススメできません。
子供にフェイク動作を教えるときは動作の大きさや速さだけを言及するより、上記のような音やリズムを用いて指導すると、直感的に伝わるかもしれません。
「ここはタタンと行くんだ」とか「タッカタンって感じでちょっとタメるといいよ」とか
しかし、このままでは2歩1触で自分の意のままに旋回したり、速いドリブルは出来ません。出来る人もいるだろうけど。
試合で2歩1触の高速ドリブルを相手に御見舞いしたい場合、この訛りを矯正して
タンウンタンウン
としなければなりません。ここが2歩1触の第一ハードルなわけなんですけど。つまり、ボールなしで普通に走るときと同じように、左右の足の着地間隔をなるだけ均等にしてドリブル出来れば、スピードに乗ったドリブルが可能になるのです。全速力の7割程度の速度で出来るようになれば立派な運び屋になれます。
だけど、これだけではドリブラーになれません。敵を抜いていくことが出来ないんです。敵を抜くには変化が必要です。それがリズムの変化です。リズムを変化させることで結果的に速度と方向が変化していきます。どう変化させるかというと
タンウンタンウンからタタン、タッカあるいはンタタと変化させます。
どれも3拍子(3連符)ですね。ちなみに3連符とは1拍の間に3度刻むことです。タタタ
変化というか元に戻すだけなんですけれど。初めに出来たこと(タッカ)を一度矯正して(タンウン)また元に戻す(タタタ)。
2拍子と3拍子を意図的に切り替える事が出来れば、スピードに乗ったドリブルと目の前の敵を打ち負かすステップワークが両立します。
このイメージを持っておけば、フェイント動作の鍛錬時に筋肉に頼らないスムーズな身体操作を身につけられるのではないかというのが持論です。
例えば下の動画のビジャなら、 タンウンタンウンタッカタンウンタンのように抜いていきます。
切り返し直前に軸足を引きずるように2度着きしているステップを厳密に擬音化するなら、
タンウンタンウンタツッカタンウンタンとなります。
ちなみにメッシの2ステップ(詳しくは今後ビデオを載せる予定です)の場合
タンウンタンウンタッカタンタウンタン
のように抜いて行きます。メッシは切り返し動作に入る直前にステップワークがとてつもなく細かくなることがあります。敵の狙いを半拍ズラしてすり抜けるような。
他にもタタンタタンとかンタンタッカとかステップワークを変化させるだけで無限にフェイク動作のバリエーションが生まれます。
2拍子のままでもスピードを活かせば抜いていくことが出来ます。が、2拍子のまま方向を変化させると過度に筋肉を使うことになり、結果的に動作自体が遅くなることがあります。故障の原因にもなりかねませんので筋肉系選手以外にはオススメできません。
子供にフェイク動作を教えるときは動作の大きさや速さだけを言及するより、上記のような音やリズムを用いて指導すると、直感的に伝わるかもしれません。
「ここはタタンと行くんだ」とか「タッカタンって感じでちょっとタメるといいよ」とか
■民族音楽:複合リズムとドリブル
それで音楽についてなんですが、世界中に広まった音楽の起源は元々はアフリカ大陸にあるらしいのです。人類の祖先が元々は一つで、アフリカ大陸からヒトの祖先達が世界中に移動していったことを考えても納得出来る事実だと思います。
このアフリカの音楽の根底をなすリズムは何かと言うと、3です。アフリカ源流のリズムは3拍子が基本なのです。3拍子の音楽は祭事に用いられます。二足歩行をする人間が自然に生み出せないリズムとして、3拍子は神様を地上に招くときに奏でられたと言われたとか言われないとか。
以前の記事にも書いたように、アフリカだけでなく現存する多くの民族音楽では3拍子あるいは3連符のリズムが用いられています。 中には2拍子と3拍子を曲中に入れ替えるものやポリリズム(複数の奏者が違うリズムを演奏する)といったものまであります。初めからドリブルのリズム変化に親しみやすい音楽が海外では奏でられていると考えることも出来ます。
近い将来、アフリカ出身でとんでもないテクニックとフィジカルを備えたストリートサッカー出身のスターが現れるんじゃないかと妄想も膨らみます。
一方、日本の伝統音楽の基調となるリズムは2拍子でモノリズム(複数の奏者が同じリズムを奏でる)と言われていますが、民俗音楽である祭囃子や民謡などではハネたリズムいわゆるスウィングが用いられます。ドッドドッドドッドドッドという和太鼓の合奏などが良い例です。これもいわば3連符の仲間です。日本人は祭囃子や民謡に親しむことで、ドリブルに独特のリズムが出るようになるかもしれません。
日本人のサッカー少年少女達には是非将棋と和太鼓を習ってもらいたいと強く思います。
こんな風に考えていると、ブラジル→サンバ→ジンガ→ステップワーク→ドリブルのような関連性が少し見えてきて面白いです。
はじめに戻りますが、「自然なドリブルの姿」をそのまま維持してプロ選手として活躍するのがロナウジーニョ・ガウショであり、メッシであり、香川真司です。特にロナウジーニョはスピードに乗った直線的なドリブルをする際でさえ、ステップワークの訛りがありますね。
https://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2010/11/blog-post_2891.html音楽、リズム、ドリブル
2010年8月22日
メッシのドリブル5-3 浅い切り返し
先読みしたDFに対しては後だしジャンケンの要領でメッシがドリブル突破しているのはわかりました。では、先に動かない守備者ならメッシを止められるでしょうか?
きっと難しいでしょう。なぜなら勝負がかかる瞬間のスピードが違うからです。メッシはDFの正面に向かってドリブルしていき、ある一定の距離まで近づいたら方向を変えて加速します。一方、DFは静止してメッシの接近を待ち、メッシが加速してから追いかけることになります。
これは、例えばの話ですが、DFはクラウチングスタート、メッシは助走ありでスタートをする徒競争と同じです。しかもゴールまでの距離が10mから20mという超短距離走で、スタートを知らせるピストルはメッシが持っているのです。同時にスタート出来たとしても、この短い距離でDFがメッシを追い越すことはできません。
では上手にバックステップで後退しているDFに対してはどう突破を図っているのでしょうか?
ポイントはシュートを狙うことです。抜ききらずに少しコースを作ってシュートやクロスやパスなどのキックをすることで、状況を打破します。
後退し続けるDFの対応は、メッシをよりゴールに近づけることになります。それはすなわちメッシをシュートレンジに進入させることを意味します。ペナの中からなら抜ききらずにシュートを打つことが可能です。
するとDFはシュートを打たれるのが怖いので簡単にキックフェイントに引っかかるようになります。このときになるべく浅く切り返してDFの脇をすり抜けるようにすれば、次のプレーを余裕をもって行えます。
どういうことかというと↓ GIFアニメです。クリックしてください。

だめな例↓

DFが後ろから追いかけてきてシュートブロックに来た場合↓

だめな例↓

このようにアタッキングサードでは、切り返しを浅く行うことで、相手の背後を突いて余裕のある体勢からシュートやクロスに結びつけることができます。
身体的にも精神的にもぎりぎりの状況下で、前に切り返すことができる勇気をもつことが、メッシに近づく第一歩です。
ボールを失うのが怖くて、前に切り返せない選手はいつまでたってもドリブラーにはなれません。
次は→メッシのドリブルの形 ボールタッチ
関連記事→メッシの高速ドリブルを検証してみよう
きっと難しいでしょう。なぜなら勝負がかかる瞬間のスピードが違うからです。メッシはDFの正面に向かってドリブルしていき、ある一定の距離まで近づいたら方向を変えて加速します。一方、DFは静止してメッシの接近を待ち、メッシが加速してから追いかけることになります。
これは、例えばの話ですが、DFはクラウチングスタート、メッシは助走ありでスタートをする徒競争と同じです。しかもゴールまでの距離が10mから20mという超短距離走で、スタートを知らせるピストルはメッシが持っているのです。同時にスタート出来たとしても、この短い距離でDFがメッシを追い越すことはできません。
では上手にバックステップで後退しているDFに対してはどう突破を図っているのでしょうか?
ポイントはシュートを狙うことです。抜ききらずに少しコースを作ってシュートやクロスやパスなどのキックをすることで、状況を打破します。
後退し続けるDFの対応は、メッシをよりゴールに近づけることになります。それはすなわちメッシをシュートレンジに進入させることを意味します。ペナの中からなら抜ききらずにシュートを打つことが可能です。
するとDFはシュートを打たれるのが怖いので簡単にキックフェイントに引っかかるようになります。このときになるべく浅く切り返してDFの脇をすり抜けるようにすれば、次のプレーを余裕をもって行えます。
どういうことかというと↓ GIFアニメです。クリックしてください。

だめな例↓

DFが後ろから追いかけてきてシュートブロックに来た場合↓

だめな例↓

このようにアタッキングサードでは、切り返しを浅く行うことで、相手の背後を突いて余裕のある体勢からシュートやクロスに結びつけることができます。
身体的にも精神的にもぎりぎりの状況下で、前に切り返すことができる勇気をもつことが、メッシに近づく第一歩です。
ボールを失うのが怖くて、前に切り返せない選手はいつまでたってもドリブラーにはなれません。
次は→メッシのドリブルの形 ボールタッチ
関連記事→メッシの高速ドリブルを検証してみよう
https://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2010/08/5-3.htmlメッシのドリブル5-3 浅い切り返し
メッシのドリブル3-5 タックルをかわす
メッシのドリブル突破のスロー映像のなかで、非常に感心するステップワークがあります。
それは、左足の引き上げです。
どういうことかというと、メッシが敵の目の前でダブルタッチを行って抜き去ろうとするときなんですけど、左足アウトサイドでボールをタッチして左足はそのまま地面に着いて体を前方に押し出します。そのあと、左足を後ろに跳ね上げて、かかとをお尻にくっつけるようにしてから、インサイドのボールタッチのために左足を前方に振り出すのです。
これはなぜかというと、タックルをかわすためです。
切り返した直後ほど、敵の足が伸びてくることが多いので、怪我をしないためにもこういった動作が必要なのではないでしょうか?
こうすることで、ジャンプしてタックルを避けるよりも素早く前に進めます。メッシはきっと自然にこの動きを身につけたのでしょう。本当に天才という言葉しか浮かびません。
次は→メッシのドリブル 足の速さ
それは、左足の引き上げです。
どういうことかというと、メッシが敵の目の前でダブルタッチを行って抜き去ろうとするときなんですけど、左足アウトサイドでボールをタッチして左足はそのまま地面に着いて体を前方に押し出します。そのあと、左足を後ろに跳ね上げて、かかとをお尻にくっつけるようにしてから、インサイドのボールタッチのために左足を前方に振り出すのです。
これはなぜかというと、タックルをかわすためです。
切り返した直後ほど、敵の足が伸びてくることが多いので、怪我をしないためにもこういった動作が必要なのではないでしょうか?
こうすることで、ジャンプしてタックルを避けるよりも素早く前に進めます。メッシはきっと自然にこの動きを身につけたのでしょう。本当に天才という言葉しか浮かびません。
次は→メッシのドリブル 足の速さ
https://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2010/08/3-5.htmlメッシのドリブル3-5 タックルをかわす
2010年8月20日
メッシのドリブル5-2 後だしジャンケン
メッシのドリブルのすごいところは、あのスピードで走っているにもかかわらず、相手を見て瞬時に自分のプレーをやめたり変えたりしているところです。
メッシはドリブル中に対峙したDFの足の辺りをぼーっと見ていることが多いようです。↓
そしてこちらがメッシが瞬時にプレーを切り替えてる証拠映像です。
(左足のボールタッチをやめて一度左右とステップを踏んでからもう一度左足で股抜きを狙ったシーン)↓
こういったプレーは後だしじゃんけんに似ています。メッシは常にDFが動くのを確認してからその逆をとっているので、DFは後手に回ってしまうのです。
メッシのようにトップスピード時にプレーを変えることができる選手は少ないですが、日本の中学生高校生でも、ゆっくりとしたプレーの最中なら瞬間的にプレーの変更を行える選手はいると思います。問題はいかにそれを速いスピードでもできるようにトレーニングしていくかです。
しかし、この見ることと瞬時にプレーを変更することを鍛えるトレーニングはありません。これは動体視力や反射神経といった先天的な要因が大きいからです。ただ、普段から意識して取り組むことで少しずつできるようになるかもしれません。
次は→メッシのドリブル 浅い切り返し
メッシはドリブル中に対峙したDFの足の辺りをぼーっと見ていることが多いようです。↓
そしてこちらがメッシが瞬時にプレーを切り替えてる証拠映像です。
(左足のボールタッチをやめて一度左右とステップを踏んでからもう一度左足で股抜きを狙ったシーン)↓
こういったプレーは後だしじゃんけんに似ています。メッシは常にDFが動くのを確認してからその逆をとっているので、DFは後手に回ってしまうのです。
メッシのようにトップスピード時にプレーを変えることができる選手は少ないですが、日本の中学生高校生でも、ゆっくりとしたプレーの最中なら瞬間的にプレーの変更を行える選手はいると思います。問題はいかにそれを速いスピードでもできるようにトレーニングしていくかです。
しかし、この見ることと瞬時にプレーを変更することを鍛えるトレーニングはありません。これは動体視力や反射神経といった先天的な要因が大きいからです。ただ、普段から意識して取り組むことで少しずつできるようになるかもしれません。
次は→メッシのドリブル 浅い切り返し
https://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2010/08/5-2.htmlメッシのドリブル5-2 後だしジャンケン
メッシのドリブル5-1 2択への追い込み
5 ディフェンスはほとんど対応が後手になっている。予測ができていない。
非常にシンプルに見えるメッシのドリブルの仕掛け。メッシが少し体を右に傾けただけで大概のDFがバランスを崩してしまうのは一体なぜなんでしょうか?
DFにとって身体的にも精神的にも余裕があるときには簡単にフェイントに引っかかったりしません。身体的に余裕がない状態、例えば遅れてディフェンスをしければならなかったり、体勢が崩れている時には、必死で守備をしなければならないので、キックフェイントなどにかかりやすくなります。
また、メッシと対峙するDFの頭の中には、“メッシはスピードがあるから出遅れてはいけない”という意識があります。これがDFに精神的なプレッシャーを与えているのです。なので少しのフェイントにも引っかかってしまうのです。
この場所で縦に行かれたらまずいとか、このタイミングで中に切り返されたらシュートを打たれてしまうとか、DFが先読みをするからこそ体が先に動いてしまうのです。そうやって先に動いたDFの逆をとることでメッシは簡単に突破しているのです。
シュートを打つか打たないか、右に行くか左に行くか、走るか止まるか、この2択をDFに迫ることで状況を打開することができます。人間は同時に二つのことはできないという真理を、メッシは体で理解しているようです。
そしてDFが2択に追い込まれる回数というのは、メッシがボールに触る回数と同じです。メッシが易々と複数のDFの間を縦にまっすぐドリブルすることで突破するのをよく見ますが、このときDFたちはメッシがいつ止まるか判らないので置きざりにされてしまうのです。決して走力でメッシに劣るからではありません。
そこでメッシの身体的特徴、“低い身長”が活きてきます。背が低い=足が短いということは、ボールタッチの回数が必然的に増えてくるのです。ボールタッチの回数が増えれば、相手を2択に追い込む頻度が増えます。
加えてDFのリズムを崩すことも容易になります。分かりやすくいうと、DFが1秒に2回方向転換できるとしたら、メッシは1秒に3回方向転換できるチャンスがあるということです。ファイナルファンタジーでいうところのATBバーがたまる速さが段違いに早いんです。
ボールを体から離したドリブルでは、そのような2択に迫るドリブルはできないので、身体能力の差が顕著に出ます。走力だけで相手に挑むような選手は、自分より走力が高いDFを一生打ち負かせないでしょう
この2択へ迫るドリブルをするには、DFを見ることと自分の動きを修正することができなければなりません。それについては別の項にまとめます。
次は→メッシのドリブル 後出しジャンケン
非常にシンプルに見えるメッシのドリブルの仕掛け。メッシが少し体を右に傾けただけで大概のDFがバランスを崩してしまうのは一体なぜなんでしょうか?
DFにとって身体的にも精神的にも余裕があるときには簡単にフェイントに引っかかったりしません。身体的に余裕がない状態、例えば遅れてディフェンスをしければならなかったり、体勢が崩れている時には、必死で守備をしなければならないので、キックフェイントなどにかかりやすくなります。
また、メッシと対峙するDFの頭の中には、“メッシはスピードがあるから出遅れてはいけない”という意識があります。これがDFに精神的なプレッシャーを与えているのです。なので少しのフェイントにも引っかかってしまうのです。
この場所で縦に行かれたらまずいとか、このタイミングで中に切り返されたらシュートを打たれてしまうとか、DFが先読みをするからこそ体が先に動いてしまうのです。そうやって先に動いたDFの逆をとることでメッシは簡単に突破しているのです。
シュートを打つか打たないか、右に行くか左に行くか、走るか止まるか、この2択をDFに迫ることで状況を打開することができます。人間は同時に二つのことはできないという真理を、メッシは体で理解しているようです。
そしてDFが2択に追い込まれる回数というのは、メッシがボールに触る回数と同じです。メッシが易々と複数のDFの間を縦にまっすぐドリブルすることで突破するのをよく見ますが、このときDFたちはメッシがいつ止まるか判らないので置きざりにされてしまうのです。決して走力でメッシに劣るからではありません。
そこでメッシの身体的特徴、“低い身長”が活きてきます。背が低い=足が短いということは、ボールタッチの回数が必然的に増えてくるのです。ボールタッチの回数が増えれば、相手を2択に追い込む頻度が増えます。
加えてDFのリズムを崩すことも容易になります。分かりやすくいうと、DFが1秒に2回方向転換できるとしたら、メッシは1秒に3回方向転換できるチャンスがあるということです。ファイナルファンタジーでいうところのATBバーがたまる速さが段違いに早いんです。
ボールを体から離したドリブルでは、そのような2択に迫るドリブルはできないので、身体能力の差が顕著に出ます。走力だけで相手に挑むような選手は、自分より走力が高いDFを一生打ち負かせないでしょう
この2択へ迫るドリブルをするには、DFを見ることと自分の動きを修正することができなければなりません。それについては別の項にまとめます。
次は→メッシのドリブル 後出しジャンケン
https://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2010/08/5-12.htmlメッシのドリブル5-1 2択への追い込み
メッシのドリブル4 足の速さ
4 トップスピード時には右足でもボールに触る
2010W杯でのメッシのトップスピードはどれくらいだったかというと、時速にして28.72km/hでした。この情報はFIFAのHPからstatisticsとして掲載されています。ここでは出場全選手のデータが閲覧できます。
では、メッシの時速28キロというトップスピードはどれくらい速いかというと、秒速で言うと約8m/s, 100m走なら12.5秒です。メッシより速い選手は大会出場中約50名ほどいましたし、100mを12.5秒で走る選手なら、日本の中学生にもいるはずです。
ここで疑問がわきます。メッシは本当に速いのか?
その答えは、ボールを持ったときは誰よりも速い、ということです。
メッシはきっと全速力かそれに近い速度で走っているときにも完璧なボールコントロールができているのでしょう。
走る速さをボールの転がり方に縛られていないということです。その証拠によく見るシーンとして、ボールが意図したところに転がっていかないときに、利き足でない右足を使って前方へ運ぶことがあります。
また、敵がタックルのために足を伸ばした時に、右足を使って敵より一瞬早くボールを突いて入れ替わるシーンもよく見られます。
左足でのボールタッチでリズムを生み出しているので、急に右足で切り返せば相手の逆を突くことも可能になるでしょう。
ちなみにバルセロナのもう一人のドリブラーである、アンドレス・イニエスタ選手のW杯中のトップスピードは24.83Km/hでした。これは100m走るのに14秒かかる計算になります。
全速力に近い速度でもボールコントロールを失わずに2歩1触のドリブルができれば、敵陣を切り裂いていくことができます。ドリブラーの条件として足が速くなければならないというのは、もはや通念にはならないみたいですね。
次は→メッシのドリブル 2択に迫る
2010W杯でのメッシのトップスピードはどれくらいだったかというと、時速にして28.72km/hでした。この情報はFIFAのHPからstatisticsとして掲載されています。ここでは出場全選手のデータが閲覧できます。
では、メッシの時速28キロというトップスピードはどれくらい速いかというと、秒速で言うと約8m/s, 100m走なら12.5秒です。メッシより速い選手は大会出場中約50名ほどいましたし、100mを12.5秒で走る選手なら、日本の中学生にもいるはずです。
ここで疑問がわきます。メッシは本当に速いのか?
その答えは、ボールを持ったときは誰よりも速い、ということです。
メッシはきっと全速力かそれに近い速度で走っているときにも完璧なボールコントロールができているのでしょう。
走る速さをボールの転がり方に縛られていないということです。その証拠によく見るシーンとして、ボールが意図したところに転がっていかないときに、利き足でない右足を使って前方へ運ぶことがあります。
また、敵がタックルのために足を伸ばした時に、右足を使って敵より一瞬早くボールを突いて入れ替わるシーンもよく見られます。
左足でのボールタッチでリズムを生み出しているので、急に右足で切り返せば相手の逆を突くことも可能になるでしょう。
ちなみにバルセロナのもう一人のドリブラーである、アンドレス・イニエスタ選手のW杯中のトップスピードは24.83Km/hでした。これは100m走るのに14秒かかる計算になります。
全速力に近い速度でもボールコントロールを失わずに2歩1触のドリブルができれば、敵陣を切り裂いていくことができます。ドリブラーの条件として足が速くなければならないというのは、もはや通念にはならないみたいですね。
次は→メッシのドリブル 2択に迫る
https://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2010/08/blog-post_5804.htmlメッシのドリブル4 足の速さ
2010年8月11日
メッシのドリブル3-4 さらにステップワーク
ここまで、ステップワークについて解説してきました。メッシのステップワークは敵を欺くと同時に、自らの身体をコントロールするために、無駄な動きが一切そぎ落とされた芸術だということがわかりました。
今回は補足として、
メッシのステップワークはラグビーのステップワークに似てる
ことと、
メッシはさらに細かい足の踏み替えを行っている
ということを書いていきます。
これを見てください。↓
特に3:00から始まるシーンではボール保持者が幾度となく足の踏み替えを行って敵を欺いています。
このステップを図にしますと、

となります。青い楕円は腰を表しています。慣性と重心のコントロールで見かけとは反対の方向に進んでいくステップです。このとき4歩目の左足には相当の力が加わります。
この重心移動の仕方は、GKのPKストップのステップワークやスノーボードやバスケットボールの動きにも似てると思います。
ではこれをサッカーに応用すると、↓

となり、メッシの動きとそっくりになってきます。個人的にはラグビーの派手なフェイクより、普通のランニングからあっという間に方向転換してしまうメッシのほうが美しさがあるように思います。
また、さらに細かいステップを刻んでる件についてですが、これは動画がないので説明しがたいんですが、ひとつ記憶に新しい場面を言うと、南アW杯のアルゼンチン対韓国戦で見せた、前半終了間際のメッシのチップシュート。このシュートを打つ前になぜかメッシはターンをするのに2タッチしているんです。
右に流れたボールを左足アウトサイドで一度止めて、体制を立て直してからもう一度タッチして左に流して、シュートを打っています。このときのスムーズさというか速さが半端なく速く、しかも4人くらいいたDFと全く逆の動きをして、シュートのためのスペースを見つけています。↓
こういった、ターンをするのに2タッチする動作は他の場面でも多々見られます。
こうすることで、1タッチでボールを止めて相手の動きを見てから、2タッチ目で確実に相手の逆を突くようにしているんではないでしょうか。
それにしても、このときの足の踏み換えの速度は異常です。
追記:メッシの細かいステップからのターンをここでは2ステップと命名しました。2ステップの詳しい説明については右の「メッシの2ステップシリーズ」を御覧ください。
次は→メッシのドリブル タックルをかわす
今回は補足として、
メッシのステップワークはラグビーのステップワークに似てる
ことと、
メッシはさらに細かい足の踏み替えを行っている
ということを書いていきます。
これを見てください。↓
特に3:00から始まるシーンではボール保持者が幾度となく足の踏み替えを行って敵を欺いています。
このステップを図にしますと、
となります。青い楕円は腰を表しています。慣性と重心のコントロールで見かけとは反対の方向に進んでいくステップです。このとき4歩目の左足には相当の力が加わります。
この重心移動の仕方は、GKのPKストップのステップワークやスノーボードやバスケットボールの動きにも似てると思います。
ではこれをサッカーに応用すると、↓
となり、メッシの動きとそっくりになってきます。個人的にはラグビーの派手なフェイクより、普通のランニングからあっという間に方向転換してしまうメッシのほうが美しさがあるように思います。
また、さらに細かいステップを刻んでる件についてですが、これは動画がないので説明しがたいんですが、ひとつ記憶に新しい場面を言うと、南アW杯のアルゼンチン対韓国戦で見せた、前半終了間際のメッシのチップシュート。このシュートを打つ前になぜかメッシはターンをするのに2タッチしているんです。
右に流れたボールを左足アウトサイドで一度止めて、体制を立て直してからもう一度タッチして左に流して、シュートを打っています。このときのスムーズさというか速さが半端なく速く、しかも4人くらいいたDFと全く逆の動きをして、シュートのためのスペースを見つけています。↓
こういった、ターンをするのに2タッチする動作は他の場面でも多々見られます。
こうすることで、1タッチでボールを止めて相手の動きを見てから、2タッチ目で確実に相手の逆を突くようにしているんではないでしょうか。
それにしても、このときの足の踏み換えの速度は異常です。
追記:メッシの細かいステップからのターンをここでは2ステップと命名しました。2ステップの詳しい説明については右の「メッシの2ステップシリーズ」を御覧ください。
次は→メッシのドリブル タックルをかわす
https://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2010/08/blog-post_8152.htmlメッシのドリブル3-4 さらにステップワーク
メッシのドリブル3-3 実際にやってみる
前回の投稿は、メッシのワンプレーの解説に終始してしまいました。ここで、もう一度メッシのドリブルのポイントを整理してみます。
・足の踏み替えを行う→軸足をすばやく前に送り、大きく踏み込む
・切り返すときのボールタッチをした足で、地面を強く蹴り加速する
自分は右利きなのでドリブルのリズムは
右 左 右 左 左 右 左 右
となります。ターンを決める直前に軸足(左足)を2度踏みする動作がキーポイントです。
しかもそのステップをタタンと素早く決めます。
するとこうなります。↓
迫力がぜんぜんありません。。。だけど、タイミングが図りづらく見えると思います。まるで地面の上を滑っているような。
これを対人で試すと今まで見たこともないような、とても面白い景色が見れます。
自分の時間が抜け落ちてしまったような、一瞬自分でも自分を捕まえられない時間みたいな感覚を得られます。
まずはボールなしで練習し、ボールを使う段になったら初めはゆっくりと、徐々にスピードを上げて行いましょう。すると、ある地点で体がついていかなくなると思います。こんなときは、軸足を着く位置を調整したり、お尻を進行方向に落とすことで重心を移動するとうまくいきます。膝が痛くなることもあると思いますが、この動きに必要なのは筋力ではなくバランス感覚とコーディネーション(筋肉の調整力)です。体が痛くなるということは体の使い方が間違っている可能性があります。無理のない動きを追求しましょう。
まぁ、実際試合で使えるレベルまで磨けるかどうかは選手しだいで、僕は全く試合ではできません。試合で使うにはさらにスピードや判断力を磨かないとだめです。
次は→メッシのドリブル さらにステップワーク
・足の踏み替えを行う→軸足をすばやく前に送り、大きく踏み込む
・切り返すときのボールタッチをした足で、地面を強く蹴り加速する
自分は右利きなのでドリブルのリズムは
右 左 右 左 左 右 左 右
となります。ターンを決める直前に軸足(左足)を2度踏みする動作がキーポイントです。
しかもそのステップをタタンと素早く決めます。
するとこうなります。↓
迫力がぜんぜんありません。。。だけど、タイミングが図りづらく見えると思います。まるで地面の上を滑っているような。
これを対人で試すと今まで見たこともないような、とても面白い景色が見れます。
自分の時間が抜け落ちてしまったような、一瞬自分でも自分を捕まえられない時間みたいな感覚を得られます。
まずはボールなしで練習し、ボールを使う段になったら初めはゆっくりと、徐々にスピードを上げて行いましょう。すると、ある地点で体がついていかなくなると思います。こんなときは、軸足を着く位置を調整したり、お尻を進行方向に落とすことで重心を移動するとうまくいきます。膝が痛くなることもあると思いますが、この動きに必要なのは筋力ではなくバランス感覚とコーディネーション(筋肉の調整力)です。体が痛くなるということは体の使い方が間違っている可能性があります。無理のない動きを追求しましょう。
まぁ、実際試合で使えるレベルまで磨けるかどうかは選手しだいで、僕は全く試合ではできません。試合で使うにはさらにスピードや判断力を磨かないとだめです。
次は→メッシのドリブル さらにステップワーク
https://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2010/08/blog-post_8446.htmlメッシのドリブル3-3 実際にやってみる
メッシのドリブル3-2 足の踏み換え
ここまで、メッシがステップワークのリズムを変えることで、DFからすると不測のタイミングでドリブル突破を仕掛けていたということを説明してきました。
実際に、このリズムを出すにはステップワークをコントロールすることが不可欠です。
messiが出場した試合を録画して、スローモーションで見てみてください。録画してない場合はこちらのビデオを参照してください↓
0:00で一時停止すると、右足が地についてます。数秒送ると、次に地面につく足は左足ですがほとんど地面を蹴っていません。そして右足で大きな負荷をかけスピードを殺して、鋭く左足でボールの勢いを止めています。すかさずダブルタッチで縦に突破を図っています。
ここで整理すると、メッシは右足でケンケンのような格好でスピードの変化をつけてから、左足の2タッチで突破を図っています。僕はこれを見たとき、右足の使い方がメッシのドリブルを理解するのに重要なのではないかと考えました。
他の試合のプレーをスロー解析しても、メッシは意図的に右足を2度連続して地面につくようなステップワークが多く見られたのです。
これは通常のランニングのリズムでは生まれ得ない体術だといえます。普通は右左右左と各足が地面を突っ張って体を支えてますから。
メッシのステップワークを可能にするには、あるタイミングで突っ張る力を抜いて、つまずいたような格好で軸足(メッシなら右足)を二回つく必要があります。
もう一度先ほどのビデオの0:00に戻ってください。これより前の映像がないのでなんともいえないのですが、この瞬間メッシの体はあたかも宙に浮いたようになっています。右足はわずかにつま先が地についてるのみで、右足で地面を強く踏み込んでいるようには見えません。
推測ですが、このとき右足は地面を踏むのではなく、地面を払うあるいは掃くようにしてすばやく右足自体を前に振り出し、それによって得たリーチを活かして急激に体にプレーキをかけているのだと思います。その証拠に次に右足をついたときには、その位置は体よりも大きく前方に投げ出され、下半身が後傾しています。(0:03)
また、0:00の右足のあと、わずかに左足が地に着いていますが、この間隔は他のステップと比べて半分以下の短さになっています。試しにはじめからメッシのステップワークを数えてみてください。右左右左と。ここがリズムの変化です。
そして軸足の踏み込みと刈り込むようなボールタッチで急激にプレーキをかけています。実際にやるとわかるんですが、一定の速度以上で走りながら急に横移動するには、軸足の踏ん張りだけでは足りないのです。足一本に負荷がすべてかかってしまい膝を悪くするか腰を痛めてしまうことになります。アウトサイドでの切り返しに使った利き足を主に使用して体重移動することで、縦方向の力を横に逃がすことができるようになります。
そしてメッシはアウトインのダブルタッチの2タッチ目、インサイドでタッチした直後の左足を踏ん張って前へと加速しています。
アウトサイドでの切り返しの角度は必要最低限になっており、むしろボールはわずかに前へ転がっていて、メッシの進路を先読みしたDF14番が僅かに左に動いてできたスペースに侵入しています。このときDF14番には、メッシのブレーキをかけるときに右足を大きく投げ出す動作が、縦へ突破しようとする動作に見えていたはずです。マシューズフェイントといわれる動作ですね。
後ろから来たDFはメッシの左足アウトサイドで切り返したボールを奪おうとして、アプローチのスピードを緩めました。その瞬間メッシは左足インサイドでダブルタッチを決め、前へ進んだので、DFの対応を遅らせることができました。
本当に理想的なドリブル突破です。無駄な動きがなく、相手の力を利用した進路のとり方。またボールに細かく触ることで、DFに次の動きを読まれにくくする。リアル版ファントムドリブルですね。
次は→メッシのドリブル 実際にやってみる
実際に、このリズムを出すにはステップワークをコントロールすることが不可欠です。
messiが出場した試合を録画して、スローモーションで見てみてください。録画してない場合はこちらのビデオを参照してください↓
0:00で一時停止すると、右足が地についてます。数秒送ると、次に地面につく足は左足ですがほとんど地面を蹴っていません。そして右足で大きな負荷をかけスピードを殺して、鋭く左足でボールの勢いを止めています。すかさずダブルタッチで縦に突破を図っています。
ここで整理すると、メッシは右足でケンケンのような格好でスピードの変化をつけてから、左足の2タッチで突破を図っています。僕はこれを見たとき、右足の使い方がメッシのドリブルを理解するのに重要なのではないかと考えました。
他の試合のプレーをスロー解析しても、メッシは意図的に右足を2度連続して地面につくようなステップワークが多く見られたのです。
これは通常のランニングのリズムでは生まれ得ない体術だといえます。普通は右左右左と各足が地面を突っ張って体を支えてますから。
メッシのステップワークを可能にするには、あるタイミングで突っ張る力を抜いて、つまずいたような格好で軸足(メッシなら右足)を二回つく必要があります。
もう一度先ほどのビデオの0:00に戻ってください。これより前の映像がないのでなんともいえないのですが、この瞬間メッシの体はあたかも宙に浮いたようになっています。右足はわずかにつま先が地についてるのみで、右足で地面を強く踏み込んでいるようには見えません。
推測ですが、このとき右足は地面を踏むのではなく、地面を払うあるいは掃くようにしてすばやく右足自体を前に振り出し、それによって得たリーチを活かして急激に体にプレーキをかけているのだと思います。その証拠に次に右足をついたときには、その位置は体よりも大きく前方に投げ出され、下半身が後傾しています。(0:03)
また、0:00の右足のあと、わずかに左足が地に着いていますが、この間隔は他のステップと比べて半分以下の短さになっています。試しにはじめからメッシのステップワークを数えてみてください。右左右左と。ここがリズムの変化です。
そして軸足の踏み込みと刈り込むようなボールタッチで急激にプレーキをかけています。実際にやるとわかるんですが、一定の速度以上で走りながら急に横移動するには、軸足の踏ん張りだけでは足りないのです。足一本に負荷がすべてかかってしまい膝を悪くするか腰を痛めてしまうことになります。アウトサイドでの切り返しに使った利き足を主に使用して体重移動することで、縦方向の力を横に逃がすことができるようになります。
そしてメッシはアウトインのダブルタッチの2タッチ目、インサイドでタッチした直後の左足を踏ん張って前へと加速しています。
アウトサイドでの切り返しの角度は必要最低限になっており、むしろボールはわずかに前へ転がっていて、メッシの進路を先読みしたDF14番が僅かに左に動いてできたスペースに侵入しています。このときDF14番には、メッシのブレーキをかけるときに右足を大きく投げ出す動作が、縦へ突破しようとする動作に見えていたはずです。マシューズフェイントといわれる動作ですね。
後ろから来たDFはメッシの左足アウトサイドで切り返したボールを奪おうとして、アプローチのスピードを緩めました。その瞬間メッシは左足インサイドでダブルタッチを決め、前へ進んだので、DFの対応を遅らせることができました。
本当に理想的なドリブル突破です。無駄な動きがなく、相手の力を利用した進路のとり方。またボールに細かく触ることで、DFに次の動きを読まれにくくする。リアル版ファントムドリブルですね。
次は→メッシのドリブル 実際にやってみる
https://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2010/08/blog-post_7569.htmlメッシのドリブル3-2 足の踏み換え
2010年8月1日
メッシのドリブル3-1 独特のリズム
3 メッシはボールを2歩で1回触る (細かく触る)
よく、サッカー解説者が優れたドリブラーを指してこの選手は「独特のリズム」を持っていると言いますね。そう言われても全くピンとこないのが一般の視聴者や、サッカーを学ぶ子供たちです。
また、多くのサッカー指導者やサッカー選手も自分でできるプレーを、わかりやすい言葉に置き換えることができていないと思います。
そこでこのなぞの言葉「独特のリズム」がピッチ上で再現される過程を、メッシのドリブルを分解することで明かしていきたいと思います。
まず、前提としてメッシは2歩1触のドリブルをします。
この際のステップワークを文字にすると (右足が地面と接触したとき 右 と表すことにします。)
右 左 右 左 右 左 右 左
です。太字のときにボールに触れています。つまり右足が地に着き、左足が宙に浮いてるときにボールタッチを行っていることを表しています。
ではメッシが方向転換をして相手を抜き去るときはどうなっているかというと
右 左 右 左 右 左 右 右 左 右 左
です。
4つ目の右のあとにまた右がきています(斜体になっている2つの右)。メッシはこのときに方向転換を行っています。
リズムで言うと、普通は
タンウンタンウンタンウンタンウン
ですが、方向転換をするときは
タンウンタンウンタンウンタタンウンタンウン
となり太字の2つの右はタタという早いスピードで行われます。
とここまで説明して独特のリズムの話に戻りますが、この2歩1触のドリブルをしていると必ずリズムが生まれます。タンウンタンウンとように。するとDFの目にはこのリズムが焼き付けられ、“タン”のときにしかアクションが起こらないという刷り込みがされます。これは当然のことです。ボールを触るときにしか、ボールの進行方向を変えることはできませんから。
そこでメッシはDFが予測できないタイミングでボールをタッチすることでうまく相手の逆を突いていくのです。
つまり独特のリズムというのは、ドリブラーが意図的に作り出したリズムにDFを順応させ、そのリズムの裏を取ってDFを欺くということなのだと思います。
これをされるとDFにとっては一瞬メッシを見失ったかのような錯覚にとらわれますし
、逆にこのドリブルを自分ができるようになると、今までと全く違った世界が見えてくるというか、時間が一瞬抜け落ちたような感覚を味わえます。まるでマイケルジョーダンのようなナンバ的動きにも似てるといえなくもないと思います。
0:45らへんがヤバイですね↓
ドリブルではないですが↓もリズムの変化を用いたプレーです。「メッシの変態パス」↓
これだけでは説明不足なので次はステップワークについて細かく分解して見ます。
次は→メッシのドリブル 足の踏み変え
関連記事→音楽、リズム、ドリブル
よく、サッカー解説者が優れたドリブラーを指してこの選手は「独特のリズム」を持っていると言いますね。そう言われても全くピンとこないのが一般の視聴者や、サッカーを学ぶ子供たちです。
また、多くのサッカー指導者やサッカー選手も自分でできるプレーを、わかりやすい言葉に置き換えることができていないと思います。
そこでこのなぞの言葉「独特のリズム」がピッチ上で再現される過程を、メッシのドリブルを分解することで明かしていきたいと思います。
まず、前提としてメッシは2歩1触のドリブルをします。
この際のステップワークを文字にすると (右足が地面と接触したとき 右 と表すことにします。)
右 左 右 左 右 左 右 左
です。太字のときにボールに触れています。つまり右足が地に着き、左足が宙に浮いてるときにボールタッチを行っていることを表しています。
ではメッシが方向転換をして相手を抜き去るときはどうなっているかというと
右 左 右 左 右 左 右 右 左 右 左
です。
4つ目の右のあとにまた右がきています(斜体になっている2つの右)。メッシはこのときに方向転換を行っています。
リズムで言うと、普通は
タンウンタンウンタンウンタンウン
ですが、方向転換をするときは
タンウンタンウンタンウンタタンウンタンウン
となり太字の2つの右はタタという早いスピードで行われます。
とここまで説明して独特のリズムの話に戻りますが、この2歩1触のドリブルをしていると必ずリズムが生まれます。タンウンタンウンとように。するとDFの目にはこのリズムが焼き付けられ、“タン”のときにしかアクションが起こらないという刷り込みがされます。これは当然のことです。ボールを触るときにしか、ボールの進行方向を変えることはできませんから。
そこでメッシはDFが予測できないタイミングでボールをタッチすることでうまく相手の逆を突いていくのです。
つまり独特のリズムというのは、ドリブラーが意図的に作り出したリズムにDFを順応させ、そのリズムの裏を取ってDFを欺くということなのだと思います。
これをされるとDFにとっては一瞬メッシを見失ったかのような錯覚にとらわれますし
、逆にこのドリブルを自分ができるようになると、今までと全く違った世界が見えてくるというか、時間が一瞬抜け落ちたような感覚を味わえます。まるでマイケルジョーダンのようなナンバ的動きにも似てるといえなくもないと思います。
0:45らへんがヤバイですね↓
ドリブルではないですが↓もリズムの変化を用いたプレーです。「メッシの変態パス」↓
これだけでは説明不足なので次はステップワークについて細かく分解して見ます。
次は→メッシのドリブル 足の踏み変え
関連記事→音楽、リズム、ドリブル
https://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2010/08/blog-post_7717.htmlメッシのドリブル3-1 独特のリズム
メッシのドリブル2 ゴールに向かう
2 メッシはドリブル中ほとんど大きな動作を伴うフェイントをしない
ここで言うフェイントというのはたとえばシザーズ(ボールをまたぐ動作)であったり、よくC・ロナウドがするような人目を引くというか、目立つ動作のことです。
こういった相手をだますためのテクニックなしにどうやってメッシはドリブル突破を図っているのでしょうか。
ひとつの理由にメッシはライン取りがとてもうまいということが挙げられます。つまり常に相手のいやなコースに進入しようとする「仕掛け」です。
もっと簡単に言うとメッシはスペースが与えられた状態からドリブルを開始するときに、必ずといっていいほど、ゴールに向かって行きます。
たとえば右サイドのタッチラインそばに開いてボールを受けたときは、自陣ゴールラインを背にして左斜め前に向かって進んでいきます。コーナーフラッグ付近からは、ゴールラインと平行に進みます。
この方向には必ず相手DFがいます。そのDFのほぼ正面に向かってドリブルを開始するのです。
するとメッシとDFが接近するにしたがって緊張感が高まります。そして、DFが先にボールを触れると思ってしまうようなある種“ルーズボール状態”が訪れます。この瞬間にメッシは先にボールに触ることで突破をしていくのです。
この瞬間何が起きているかを理解することこそ、メッシのドリブルを理解することになります。これについては詳しくは次の投稿で書きます。
メッシは相手DFのほぼ正面に向かってドリブルを開始すると書きましたが、それは相手DFが止まっているときだけで、実際ピッチ上では相手DFの動きに合わせてドリブルのライン取りを変えています。
これはメッシが常にゴールへ向かってドリブルをするので、遅れて対応する相手がメッシの進行方向にポジションを取ろうとするため、その逆側に切り返していけば簡単に入れ替わることができるということです。
たとえばメッシから見て左から右に動きながら対応するDFをかわすときは、相手DFの左脇をすり抜けるように切り返します。つまり相手の背中側にドリブルの進路を取るのです。
あの有名な五人抜きゴールを思い出してもらえればよくわかります。2人目と3人目を交わすとき、メッシの縦へのドリブルの進路を消そうとポジションを修正するDFの、ともに背中側にタイミングよく左足アウトサイドでボールを持ち出すことで、突破することができています。
ドリブルの方向がまさにゴールへ向かって最短で、余計な回り道はひとつもないですね。
次は→メッシのドリブル 独特のリズム
ここで言うフェイントというのはたとえばシザーズ(ボールをまたぐ動作)であったり、よくC・ロナウドがするような人目を引くというか、目立つ動作のことです。
こういった相手をだますためのテクニックなしにどうやってメッシはドリブル突破を図っているのでしょうか。
ひとつの理由にメッシはライン取りがとてもうまいということが挙げられます。つまり常に相手のいやなコースに進入しようとする「仕掛け」です。
もっと簡単に言うとメッシはスペースが与えられた状態からドリブルを開始するときに、必ずといっていいほど、ゴールに向かって行きます。
たとえば右サイドのタッチラインそばに開いてボールを受けたときは、自陣ゴールラインを背にして左斜め前に向かって進んでいきます。コーナーフラッグ付近からは、ゴールラインと平行に進みます。
この方向には必ず相手DFがいます。そのDFのほぼ正面に向かってドリブルを開始するのです。
するとメッシとDFが接近するにしたがって緊張感が高まります。そして、DFが先にボールを触れると思ってしまうようなある種“ルーズボール状態”が訪れます。この瞬間にメッシは先にボールに触ることで突破をしていくのです。
この瞬間何が起きているかを理解することこそ、メッシのドリブルを理解することになります。これについては詳しくは次の投稿で書きます。
メッシは相手DFのほぼ正面に向かってドリブルを開始すると書きましたが、それは相手DFが止まっているときだけで、実際ピッチ上では相手DFの動きに合わせてドリブルのライン取りを変えています。
これはメッシが常にゴールへ向かってドリブルをするので、遅れて対応する相手がメッシの進行方向にポジションを取ろうとするため、その逆側に切り返していけば簡単に入れ替わることができるということです。
たとえばメッシから見て左から右に動きながら対応するDFをかわすときは、相手DFの左脇をすり抜けるように切り返します。つまり相手の背中側にドリブルの進路を取るのです。
あの有名な五人抜きゴールを思い出してもらえればよくわかります。2人目と3人目を交わすとき、メッシの縦へのドリブルの進路を消そうとポジションを修正するDFの、ともに背中側にタイミングよく左足アウトサイドでボールを持ち出すことで、突破することができています。
ドリブルの方向がまさにゴールへ向かって最短で、余計な回り道はひとつもないですね。
次は→メッシのドリブル 独特のリズム
https://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2010/08/blog-post_4194.htmlメッシのドリブル2 ゴールに向かう
メッシのドリブル1 2歩1触
1 メッシはほとんど利き足の左足でしかボールに触れない
これについてさらに細かく述べると、メッシはトップスピード時以外は
2歩で1回ボールに触れます。
これがメッシのドリブルの肝です。左足のアウトサイドともインステップともつかない場所で、推測するに靴紐を通す穴のラインの外側あたりでボールをなでるようにして、自分の思い通りのところにコントロールしています。体から離れすぎず、近すぎず。
このドリブルの特徴は、
1 いつでもキックができる → いつでもパスで逃げたりキックフェイントを使える
2 いつでも方向転換ができる → 取られそうになったら体を入れられる
3 ボールがいつも同じところにあるので、ボールを見なくてもよい → 顔が上がる
4 いつも同じ体勢でキックが出来る → ボディバランスを崩さないので強いパスが蹴れる
といった点です。
別の記事に2歩1触のドリブルの練習方法を載せました。↓
2歩1触のドリブルのための基礎練
こういったドリブルは多くのクラック(ゲームメーカーの役割を担うテクニシャン)やサイドアタッカーが使いますし、Jリーグでも見られます。
でもなんでメッシだけがあれほどのドリブル突破を成功させているのか。これはもちろんメッシの身体能力、つまりスピードという要因を欠くことはできません。しかし、スピードだけが理由ではないと思います。ではほかの要因は何かというと、それは低い身長と優れたステップワークです。
とここでステップワークの話に移る前に、メッシのドリブルをする方向について書きたいと思います。
次は→メッシのドリブル ドリブルの方向
これについてさらに細かく述べると、メッシはトップスピード時以外は
2歩で1回ボールに触れます。
これがメッシのドリブルの肝です。左足のアウトサイドともインステップともつかない場所で、推測するに靴紐を通す穴のラインの外側あたりでボールをなでるようにして、自分の思い通りのところにコントロールしています。体から離れすぎず、近すぎず。
このドリブルの特徴は、
1 いつでもキックができる → いつでもパスで逃げたりキックフェイントを使える
2 いつでも方向転換ができる → 取られそうになったら体を入れられる
3 ボールがいつも同じところにあるので、ボールを見なくてもよい → 顔が上がる
4 いつも同じ体勢でキックが出来る → ボディバランスを崩さないので強いパスが蹴れる
といった点です。
別の記事に2歩1触のドリブルの練習方法を載せました。↓
2歩1触のドリブルのための基礎練
こういったドリブルは多くのクラック(ゲームメーカーの役割を担うテクニシャン)やサイドアタッカーが使いますし、Jリーグでも見られます。
でもなんでメッシだけがあれほどのドリブル突破を成功させているのか。これはもちろんメッシの身体能力、つまりスピードという要因を欠くことはできません。しかし、スピードだけが理由ではないと思います。ではほかの要因は何かというと、それは低い身長と優れたステップワークです。
とここでステップワークの話に移る前に、メッシのドリブルをする方向について書きたいと思います。
次は→メッシのドリブル ドリブルの方向
https://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2010/08/blog-post_01.htmlメッシのドリブル1 2歩1触
~ステップワークの天才~ メッシのドリブルを解析
なぜメッシをとりあげるかというと、現在最も成功している選手だからです。なぜ最も成功しているか、その僕なりの答えは、メッシは現代サッカーにおいて必要な技術を高いレベルで実践しているからです。
どういうことかというと、スペースと時間のないなかで、無駄のない洗練されたプレーで人々を魅了している選手の代表がメッシだと思うわけです。
悲しいことに一昔前と違って現在のサッカー界では、エンターテイメントのための技術は発揮しづらくなっています。トラップ、ドリブル、パス、オフザボールの動きに至るまで、戦術的な判断を伴うゴールに直結したプレーを求められています。
最も成功している選手のプレーの特徴が判れば、そこから逆算的にサッカー上達への道筋が掴めるのではないかということが、この一連の記事の要旨です。
そこで誰もが認めるサッカーの申し子、リオネル・メッシのドリブルを独自に分析し、一般の選手でも生かせるようなテクニックを抽出していきたいと思います。
ではメッシのドリブルの特徴を挙げてみましょう。
1 ほとんど利き足の左足でしかボールを触らない
2 ほとんど(大きな動作を伴う)フェイントをしない
3 細かくボールを触る
4 トップスピード時には右足でもボールに触る
5 ディフェンスはほとんど対応が後手になっている。予測ができていない
以上の特徴がすべてトータルしてあの素晴らしいパフォーマンスに繋がってると思います。特にメッシのステップワークがいかに優れているかについて詳しく書いていきます。
次は→メッシのドリブル 2歩1触
どういうことかというと、スペースと時間のないなかで、無駄のない洗練されたプレーで人々を魅了している選手の代表がメッシだと思うわけです。
悲しいことに一昔前と違って現在のサッカー界では、エンターテイメントのための技術は発揮しづらくなっています。トラップ、ドリブル、パス、オフザボールの動きに至るまで、戦術的な判断を伴うゴールに直結したプレーを求められています。
最も成功している選手のプレーの特徴が判れば、そこから逆算的にサッカー上達への道筋が掴めるのではないかということが、この一連の記事の要旨です。
そこで誰もが認めるサッカーの申し子、リオネル・メッシのドリブルを独自に分析し、一般の選手でも生かせるようなテクニックを抽出していきたいと思います。
ではメッシのドリブルの特徴を挙げてみましょう。
1 ほとんど利き足の左足でしかボールを触らない
2 ほとんど(大きな動作を伴う)フェイントをしない
3 細かくボールを触る
4 トップスピード時には右足でもボールに触る
5 ディフェンスはほとんど対応が後手になっている。予測ができていない
以上の特徴がすべてトータルしてあの素晴らしいパフォーマンスに繋がってると思います。特にメッシのステップワークがいかに優れているかについて詳しく書いていきます。
次は→メッシのドリブル 2歩1触
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