footballhack: マクロつなぎ論1 DFの集団意識

2010年8月29日

マクロつなぎ論1 DFの集団意識

つなぐという行為は何のために行われるのでしょうか。それはより多くの得点を奪って試合に勝つためです。

では得点を取るためには何が必要でしょうか。それにはより多くの得点機会、シュートのシーンを作ればよいです。

ではシュートのシーンを多く作るにはどうすればよいでしょうか。それには、なるべくゴールに近いところにいる前向きでフリーの選手にボールを渡せばいいでしょう。

では、ゴールに近いところにいる前向きでフリーの選手にボールを渡すには、どうすればいいでしょう。これが大きな問題です。なぜなら相手のDF陣が全力でもって、これを阻止してくるからです。

相手の守備をかいくぐって、シュート機会をつくるには、相手守備陣の集団意識の裏をかいてボールを運ぶ必要があります。

この集団意識とはなにか。これを解き明かすのがこの「マクロつなぎ論」の目的です。

“つなぐ”行為の本質とは、DFの集団意識を逆手にとって、試合の主導権を奪うことにあります。この狙いをチーム全員がしっかりと認識することが、美しいパスサッカーの完成には必要不可欠です。ではその理解すべき本質と狙いを挙げてみましょう。

1 サイドチェンジの目的

2 得点の時間帯

3 広い面積を使う意識

4 DF陣形の収束拡散

5 安定、不安定

6 フィボナッチ数列

次の記事からはこれらについて一つ一つ考えていきます。→サイドチェンジの目的

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