footballhack: ドリブルについて0

2010年9月2日

ドリブルについて0

これから書くことはドリブルに対する一つの考え方だと思ってください。というのも、日本で考えられているドリブルの方法とあまりに違いすぎるので、この考え方を受け入れるには多少時間と経験が必要になると思われるからです。

ただし、僕はこのやり方が正しいと信じています。実際に世界のドリブラーを見て学んだ方法なので、現時点で一番洗練された方法だと信じています。

なんていう書き出しで、アクセス数アップを狙ってみたんですけど。

まぁ、Jリーガーの多くもこのやり方に気づいているみたいで、サイドバックやサイドハーフのドリブルの仕掛けを見ていると、彼らが日々考えていることがよくわかります。

だけど、今一歩ドリブルの活かし方がうまくないというか、日本中から愛されるドリブラーっていう存在は、今のところいないという現状が、日本がサッカー後進国だという事実を物語っていると思います。

そこで次回からドリブルについて考えたことをまとめていきたいと思います。

その前にドリブルについて整理すると、ドリブルは3種類に分けられると思います。

1 突破(仕掛け)のドリブル

2 運ぶドリブル

3 仕掛けながら運ぶドリブル

1は1対1で相手を打ち負かすドリブルです。アタッキングゾーンで行い、成功率は5割に届けば素晴らしいパフォーマンスといえます。このときはとにかく目の前の戦いに集中し、相手の呼吸や雰囲気を察知するために、その他の情報を遮断してもいいくらいです。

2は中盤や守備のゾーンで行われます。ゾーンを上げるために使われたり、味方がマークにあっていて自分はフリーのときに相手をおびき出すために使われたり、攻撃のリズムを変えるときに使われたりします。このドリブルの最中は絶対に奪われてはいけません。この時は、ほとんどボールを見ずに移動しながら、周りの状況にあわせてプレーすべきです。

3は仕掛けながらパスコースを探したりシュートコースを見つけたりするドリブルです。ちょうど1と2の間で、厳密に区別する必要もなかったのですが、このプレーを意識して行えるようになると、1の突破のドリブルがすごく活きてきます。このプレーは、ペナ横から中央に向かって仕掛けながらクロスを狙ったり、カウンターアタックのときにドリブルで仕掛けながら味方へラストパスを送るときに使います。このプレーが出来る選手は「最後の仕事」ができるいわゆるゲームメーカーの役割を任されます。

大事なのはすべての場面で2歩1触のドリブルを使うことにあります。

次→ドリブル方法論1 突破のドリブルのまとめ

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