footballhack: 【企画】バルサの守備を解説してみよう

2011年6月2日

【企画】バルサの守備を解説してみよう

グアルディオラ体制に入ってからのバルサの強さの秘訣は守備にあると言う人がたくさんいます。僕もそう思います。じゃあどんなふうに守備をしているのかと言う点について今回は考えていきたいと思います。

バルセロナの守備の網は攻撃をしているときにすでに仕掛けられています。そしてボールロストした瞬間に複数人で囲んで奪ってしまいます。その守備のポイントを羅列してあげてみましょう。

■攻撃時の選手配置
  1. 均等な距離
  2. 適度な奥行き
  3. 前後のバランス
■ボールロスト後
  1. 運動量
  2. 後ろからのチェイス
  3. 前進
■守備時の原則
  1. チャレンジとカバー
  2. ワンサイドカット
  3. 扇状の選手配置
■守備意識
  1. 抜かれてもいいから素早く当たる
  2. 相手の攻撃を縦に細くする
  3. ボール中心のポジショニング
■セットディフェンス時
  1. 4-4のゾーンを敷く→参考「松田浩インタビュー
  2. WGが守備参加する
  3. 中央から押し出していく
     
シンプルな言い方をすると、普通のチームとバルサとで異なる点は守備時の走行速度前進意識ボールを囲むポジショニングの3つにあると思います。

バルセロナは自分たちが攻撃を熟知しているからこそ、相手には正対、間の確保、中央を使う攻撃をさせないことを第一に守備を組み立てています。

バルサの守備を詳しく見るにはピボーテの初動をみるのが一番良いんですが、資料がないのでその件についてはまた今度書きます。

関連記事→バルサの攻撃を解説してみよう

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