みなさん、悲しいことにfootballhackは今日を持ちまして終了します。そこで今日はこれまでのあゆみを振り返ってみることにします。
2010.6. ワールドカップ南アフリカ大会が開催され、スペインが悲願の優勝を果たしました。このとき僕は沖縄にいました。まったくサッカー関係ない友達とスローライフ目指してのらりくらり暮らしてました。
しかし、そこで目にしたのは目をみはるほど完成されたパスサッカーでのスペインの優勝。これは異次元のレベルだ、僕が目を離している隙になにかサッカー界には革命が起こったに違いない。そう感じまして、帰宅してからワールドカップを見直しまくって、スペインサッカーに隠された秘密を探ることにしました。
また、以前から考えていたサッカー観をウェブ上に放出し共有する作業も平行して行っていきました。それが
2歩1触を中心とするドリブルのテクニックと、
つなぎ論と称したパスワークの戦術です。
この2つは高校時代に学んだことでサッカーを競技として続けていくには必須事項だと思います。知らなければ高校部活ではレギュラーは無理というレベルです。
2010.10.
蹴球計画に出会います。根底からサッカー観が覆りました。それぐらいの衝撃で夜を徹して読み漁った記憶があります。そして個人フットサルで試す日々。まずインサイドキックからやり直しました。裏のインサイドをマスターするのに半年ほどかかりました(うち2ヶ月は内転筋の肉離れのため療養、笑)。
この個人フットサルにはたまにめちゃくちゃうまい人が来て、彼にパスの空間操作法をいろいろ学びました。特に
スキップパスの重要性は彼に学びましたね。
で、時代はモウ×ペップの三年戦争に突入していて、この頃のクラシコにかける意気込みは今では考えられないくらいでした。特にバルサが5-0でマドリーを蹂躙した試合では、バルサの選手の
ポジショニングの妙がひかりました。あれこそ現代サッカーのゾーンディフェンスが理論上崩壊した日です。
2011は
ドリブルの身体操作と
2ステップについて考えながら、徐々にテーマを広げていった年でした。他に特に何もありませんでした。
年明けて2012年、バイト代でiMacを買いまして、動画編集がサクサクなりました。その成果がこれ→
クロスのセオリー、新セオリーなかなかいい出来ではないでしょうか。
また、一年間勉強してきた
将棋の手筋を使ってサッカーのパスの空間操作をアニメーションで説明したりしてみました。
この年は社会人サッカーチームの中心選手が相次いで抜けるという非常事態で残留が危ぶまれる中、
4−4−2の堅守速攻ゾーンディフェンスでなんとかやり抜けた年でもありました。
2013は社会人サッカーチームのエースに
手押しを教えてもらった年です。なかなかサッカーのボディコンタクトをスキルとして体系的にまとめた本や記事ってないもんでしたから、これはかなりの偉業と考えていいのではないでしょうか。他にもトラップや浮き球の処理のコツなんかもまとめられて、ブログとしてワンランク上がった感じの年でしたね。
そうやって今年はブラジルでワールドカップを迎えるわけですが、僕たちは2010年のあの頃と比べてどれくらい成長したでしょうか?って、成長するのは選手だろというツッコミが聞こえそうですが、僕が大事に思っているのはサッカーに関わる一人ひとりの戦術眼の向上が日本サッカーの強化につながるということです。つまり、あなたがより深くサッカーを理解すれば、あなたのまわりもより正当な評価を選手に与えますし、子どもたちにもいい影響を与えます。それが巡り巡って代表選手の力となるのです。日本代表選手達は私達の代表として戦うのです。私達がレベルアップしなければサムライブルーは強くなりません。それを肝に銘じてもう一度サッカーを見なおしてみてください。このブログはこれで終了ですが、4年間の成長が日本サッカーに見られることを願って、みなさん、ワールドカップを楽しみに、日本代表を応援しましょう。ではまた〜〜
https://silkyskills4beautifulfootball.blogspot.com/2014/04/blogspot.htmlさよならblogspot