手押しというフィジカルコンタクト技がサッカーにおいて重要なことを以前説明しました。
「ドリブルが上手い人は手を使う」という記事で、手押しの優れたポイントと、フィジカルコンタクトの基本である「当たって弾ける」感覚を養うための初歩的な動作であることを説明しましたね。
手押しをよく使う選手はどの部位の筋肉が発達するのだろうか?
フィジカルコンタクトを研究する中で湧いてきた疑問です。では優れたサッカー選手の半裸画像を試しに並べてみましょうか!
まずはメッシ。腕太いですね〜。
その割には大胸筋が発達していない。
つづいてリベリ。
ただの飲兵衛さんみたいですが。
ベルトでも腰に巻いてんじゃないかというほどのこの体幹と
広背筋を見よ!!脇がまっすぐこっちを向いてますよ。
そして平たい胸。サッカー選手は基本胸がないですね。
ルーカスモウラ。
肩がでかいですね。そして上腕二頭筋に対して上腕三頭筋の発達がよい。
サッカー選手は腰骨の上あたりの筋肉がよく発達しますよね。
じゃあつづいて日本のドリブラーをご紹介
香川
J2時代はこんな感じでした。
もう少し最近の画像を見ると上腕三頭筋、三角筋あたりが発達しているのがわかります。
テクニカルな肉体派、清武選手。手押しも凄い上手いです。
んで、僕も大いに期待している原口選手。
二年前?
ガンバレ。。。
多分原口選手は手押しを教えられたことがないんじゃないでしょうか。今までテクニックとスピードで抜けてきたから、体を寄せられた時の切り抜け方を知らなんじゃないかと思います。まぁファールをもらうくらいで。だって、20過ぎて毎日練習して試合にも出てるのにこんなに腕が細いんじゃ、普段から手を使ってないという証拠以外の何物でもないですし。
中村俊輔も確かそんなこと言ってた気がします。寄せられたら逃げるかファールをもらうことを考えるが、メッシは相手が寄せてきた力を利用して離れていってしまう、ぐっと切り込まれてしまう、というようなことを。
手押しが常識になれば、中学生のうちから筋トレをせずにゲーム形式の練習の中で上半身を鍛えることができます。試合が終わった後に上腕三頭筋と広背筋が筋肉痛にならなければ、腕をまだまだ上手く使えていない、そう考えても良いです。
ただし、こういう意見もあるでしょう。原口元気やネイマールのようにテクニックとスピードを伸ばすこともドリブラーには重要だ。だから始めから手に頼るようでは伸びしろを縮めてしまう。
そこは深く考えずに、今できることで最高のパフォーマンスを出せるように練習してください。まぁ手押しもテクニックなので積極的に使ってどんどん経験値を貯めると良いと思います。
次回は→ドリブラーに必要な筋トレを適当に考えました
0 件のコメント:
コメントを投稿